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各種バーの分類

 本アプリケーションには大きく分けて、7種類のバーがあります。

メインメニュー

 ・画面上部にある、よくあるタイプのメニューバーです。
 ALTやF10でフォーカスが移動します。
 ユーザー情報の管理ディレクトリにある、メニュー定義ファイルの_MainNormalCmd.txtの定義ファイルにて構成が決められております。
※この定義ファイルは、配布用であるためバージョンアップのたびに上書きされます。
 カスタマイズ用は別途用意する想定ですので、しばらくお待ちください。

ツールバー

 ・ツールバーのカスタマイズ
 ユーザーさんが10個まで自由に作成する事が可能です。
 ユーザーフォルダーに格納されている、UserImages20.bmpを編集することで画像を書き換える事が可能です。
※UserImages.bmpは同梱ビューア用の画像という扱いです。
 ALT+ドラッグで並び替えや簡易編集できますし、カスタマイズ画面から新規ポップアップメニューや、各種コマンドを配置することが可能です。

タブバー

 ・タブバーの操作
 後述の「システムバー」のカテゴリに含まれますが、独自の動きが多いので、別枠になっています。
 ウィンドウをタブで切り替えられるようにしたバーです。
 操作のカテゴリで説明している通り、グループ化や、ウィンドウの表示切り替えなどを制御する機能も持っています。
 空欄を右クリック/中クリックで新しいウィンドウを開きます。
 なお機能数は控えめで、開くタブの数が少ないときの作業という位置づけであり、初心者向けという扱いです。
 横レイアウトで使う場合のため残されていますが、後述のウィンドウ管理バーの方が便利な場合が多いです。

ステータスバー

 現在のアプリケーションの状態を表示するバーです。
 各種コマンドが拒否された場合のメッセージ、インクリメンタルサーチの状況、マウスジェスチャのコマンド、メニューの説明、キーの入力モードなどの表示があります。
 また、アプリ全体にかかるモード切替系のボタンを配置することが可能です。

アドレスバー

 ・アドレスバーの操作
 リスト表示のタブごとに持っているバーで、開いているパスの表示、開くパスの指定、履歴管理、フィルタ、サーチ機能など、狭い範囲に多くの機能を備えています。
 また姿は良く似ていますが、エクスプローラーとは全く動作が違うので、ご注意ください。

システムバー

 ・システムバーの操作
 アプリケーション固有の動作をするバーで、フローティングや自動隠しモードが使用できます。
 (※インサイドツリーは、フォルダーバーに類似しているためにここに含んでいますがドッキングバーではありません)

 ・フォルダーバー/インサイドツリーの操作
 ・プレビューバーの操作
 ・最近閉じたウィンドウバーの操作
 ・ウィンドウ管理バーの操作
 ・タブレット支援バーの操作
 ・デバッグバーの操作
 ・ログバーの操作
※機能重複の整理のため、フォルダーバーはVer.17で廃止予定です。

ユーザー定義バー

 ・ユーザー定義バー詳細
 ユーザーによるスクリプト定義によって、様々な動作を定義することができるバーです。
 システムバーと同様に、フローティングや自動隠しモードが使用できます。

 何らかのアイテムを登録し、本体と連動して何かしらの動作を行うという基本動作をもとに、様々な応用をすることが可能です。
 Setting.exeによる初期登録では、「ランチャー」と「お気に入り」を、サンプルとして生成することができます。

 ・ランチャーバー・お気入りバー

 ユーザー定義バー使用例

  • 例1)画像処理系コマンド集
    1. リストで選択したアイテムを拡張子を判別して全てBMPに変換(画像フォーマット変換ソフトは別途ご用意ください)
    2. リストで選択したアイテムのBMPファイルからノイズ除去のフィルタをかける(画像処理ソフトは別途ご用意ください)
    3. 現在のフォルダーにあるbmpファイルを全てLZHで圧縮(圧縮ソフトは別途ご用意ください)
    4. 現在のフォルダーにあるLZHファイルを、設定済みのサイトへFTPで転送(FTP転送ソフトは別途ご用意ください)

  • 例2)ドライブバー
    1. ドライブルートをたくさん登録しておく
      (機能拡張パックで作成手順を提供しています)

  • 例3)定型処理、アプリケーションのまとめ起動
    1. As/Rの本体をビルドするコマンド(1本)
    2. ローダーや、アンインストーラーをまとめてビルドするコマンド(執筆時点で6本)
    3. 外部コマンドをビルドするコマンド(執筆時点で24本)
    4. 各種ビューアをビルドするコマンド(執筆時点で8本)
    5. 同じ事をx64版も繰り返す
    6. 上記のビルド結果と各種静的ドキュメント類を集めて、リリース用のフォルダーに格納するコマンド
    7. x64版に欠落しているファイル(圧縮・展開まわり)をx86版からコピー
    8. 上記のファイルのタイムスタンプ修正するコマンド
    9. x86用とx64用のリリース用に圧縮して、リリース管理フォルダーにコピー
    10. ビルドで生成したobjファイルなどを全部削除
    11. As/Rの全プロジェクトをテンポラリフォルダーに複製して、圧縮、ソースバックアップディレクトリに格納

 As/Rはこのように、1クリックで自動的にリリース準備が完了するようになってます。
 いろんなフリーソフトを公開しましたが、数千ファイルで構成されるAs/Rのような複合型の大きなプロジェクトで、同レベルの作業を手動で行えば3~4時間はかかると思います。
 PCが全力で15分くらい頑張ることになりますが、私の作業時間はわずか1秒ですし、毎回正確な作業が行われます。
 ここまで極端な自動化コマンドを作るのは結構大変ですが、作業の効率化が何倍にもできる良い例かと思います。

各種バーのタイトルの表示切り替えの制限

 ・各種バーのタイトルの表示切り替えの制限
 通常はバー上にある設定メニューや、メインメニューから、各種バーのタイトルやツールバーを非表示にすることができますが、メニューがグレイになって表示が消せなくなるタイトルバーがあります。