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フォルダーバー/インサイドツリー

 フォルダー構造をツリーで表現したもので、全てのタブで共通動作するフォルダーバーと、タブ内でリスト1対1で扱うインサイドツリーの2種類が用意されています。
 共にほとんどの設定が共通して適用され、メインメニューの「選択ディレクトリをフォルダーバーに追加」で30個まで、任意のフォルダーをトップレベルのアイテムとして追加することができます。
※仮想フォルダーの追加はオプション画面から設定してください。

 なお、リストと連動する際には、エクスプローラーなどと同様に上から探していく仕組みになっているので、デスクトップは末尾にしておかないと、せっかく追加したのに連動してくれないという現象が起こります。
 トップレベルのアイテムはオプションの「フォルダー」で設定できます。

※フォルダーバーの制限事項
 表示速度の低下が大きいため、読み込り専用属性を色分けで表現してません。
 右クリックメニューのカスタマイズで、POPUPコマンドを使用しても無効になります。

使用可能キー

キー機能
F5最新の状態にする
TABリストへフォーカス移動
Enterオプションによる設定で動作を決定
Ctrl+Cコピー
Ctrl+V貼り付け
Ctrl+X切り取り
Ctrl+Z元に戻す
Deleteごみ箱に移動。Shiftキーを押下しているとごみ箱に入れないで削除になります。
F2名前の変更。埋め込み編集でのリネームです。
MENU、Shift+F10右クリックメニューの表示
各種カーソル移動キーフォーカスを移動します
ALT+Enterプロパティ表示

ツールバーコマンド

ツリー非表示・・・インサイドツリーのみ表示され、ツリーを非表示にします。
コマンドメニュー・・・各種の動作を指定するメニューを開きます。
設定メニュー・・・動作を指定するメニューを開きます。

コマンドメニュー(_FolderBarAction.txt)

機能名ID説明
最新の状態にする47202ツリーを全て再構築して最新の状態にします。
コピー47250選択されたアイテムをクリップボードにコピーします。
切り取り47251選択されたアイテムを切り取ります。
貼り付け47252コピー/切り取りされたアイテムを貼り付けます。
元に戻す47253コピー/移動/リネーム/削除された処理を元に戻します。
名前の変更47254埋め込み編集でのリネームを行います。設定で禁止されている場合は動作しませんのでご注意ください。
削除47255選択されたアイテムを削除します。削除の際の確認の有無はシステム設定なので、ごみ箱のプロパティで行ってください。
プロパティ47259プロパティダイアログを表示します。

設定メニュー(_FolderBarSetting.txt)

機能名ID説明
リストの移動と連動47204リストでのフォルダー移動を、ツリーに反映させます。
タブ切り替えと連動47215タブの切り替えを、ツリーに反映させます。
ツリーの移動はあまり速くないので、タブ切り替え速度が大幅に低下しますのでご注意ください。
※インサイドツリーでは使用できません。
仮想フォルダーを連動47207仮想フォルダーでも、リストやタブの移動をツリーに反映させます。
コントロールパネルなどは大したことがないのですが、ネットワークストレージなどのシェル拡張ツールを利用している場合は、こちらを無効にすることをお勧めします。
ネットワークフォルダーを連動47205ネットワークフォルダーでも、リストやタブの移動をツリーに反映させます。
ネットワークの場合、接続が切れていたりする場合は速度が大幅に遅くなるので、独立して指定することが可能になっています。
※補足
 ネットワークの探索をOS側で無効にされている場合は、一覧を使ったナビゲーションは禁止されているものとして連動できません。
 また、名前解決ができない場合(IPアドレス直打ち)も連動しません。
隠しアイテムを表示47206隠し属性を持つフォルダーの表示・非表示を切替えることができます。
タイトルの表示47952 タイトルの表示を切り替えます。
非表示にしてしまうとバーの移動がしにくくなりますのでご注意ください。
また、タイトルバーの表示切替には制限があり、全てのタイトルを非表示にすることができません。
詳しくはこちらの「タイトルの表示切り替えの制限」を参照ください。
※インサイドツリーでは使用できません。
ツールバーの表示47951 ツールバーの表示を切り替えます。
非表示にしてしまうと、この設定メニューを出すことができなくなるので、メインメニューの「表示」→「ドッキングバーのスタイル」から操作してください。
※インサイドツリーでは使用できません。
オプション47950オプションのフォルダーバーの設定画面を表示します。

ノードを選択した時のメニュー(_FolderBarSelItem.txt)

 以下の項目が、システムの右クリックメニューに表示されます。
 オプションの「コンテキストメニュー」で表示させるシェル項目の表示の有無や、本項目を表示するか否かを変更できます。

機能名ID説明
新しいタブで開く65531選択されたフォルダーを新しいウィンドウで開きます。
下位階層を新しいグループで開く65532下位階層に存在するフォルダーをまとめて一つのグループにして開きます。
※グループ数の上限に達した場合はグループ無しで開かれます。
下位階層を新しいタブで開く65533下位階層に存在するフォルダーをグループ無しでまとめて開きます。
※シェル拡張に近い位置の特殊なコマンドであるため、このコマンドIDはスクリプト等で使用することはできません。

ノードを開閉したときの動作

 ノードを閉じても、下位階層の展開状態を保持します。
 ただし、エクスプローラーと全く同じで、たまに展開状態を喪失することがあります。(コンポーネント由来の動作です)