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プレビューバー

 リスト上のフォーカスがあり選択状態の位置のアイテムの内容を表示します。
 OS標準のプレビューエンジン(動画、画像、ドキュメントのプレビュー専用エンジンでサムネイルよりも低速で高画質)、サムネイルエンジン(画像や動画のサムネイル画像)と、テキスト展開エンジンが標準状態で利用可能であり、プラグインにより表示させるメディアを増減させることができます。
 特に設定やプラグインをセットしなくても、対応ソフトがインストールされている環境であればOffice文書やPDF文書、各種画像や動画再生が可能です。

 リストでのフォーカス移動に合わせた閲覧用であるためマウスクリック以外でフォーカスは受け取りませんが、プラグイン内部で使用しているコンポーネントによってはコンポーネントが横取りしてしまうものがありますので、ご注意ください。
 表示させるファイルの種類は、オプションのプレビューバーの設定画面で指定します。

※フォーカスのみの場合、下位階層に移動した場合に即座にプレビューを表示する場合があるため、選択状態も条件になっています。
 特に初期状態のスペースキーによるフォーカス移動では選択状態にならないので、プレビューは表示されませんので、ご注意ください。

本体側で割り当てられているキー操作

 動画系のプラグインを設定している場合、コマンドモードのプレビュー制御用にキーが割り当てられています。
キー機能
[音量を上げる
]音量を下げる
.20秒進める
,20秒戻す

※観賞用ではなく、判別用であるため縦横比が通常とは異なる場合があることをご了承ください。

現在リリースされているプラグイン

・InternetExplore
 HTMLファイルや、ブラウザで表示できる画像をはじめ、ShockWave(SWF)や、OfficeファイルなどもIE用のプラグインがインストールされていれば表示可能です。
 また、各種画像などを原寸表示が可能なことも特徴です。
※TXTファイルを表示させ、選択して文章をコピーするといったことも可能です。

・MediaPlayer
 Windowsメディアプレーヤーで、コーデックを追加インストールすることで様々なファイルを再生することが可能です。

・AdobeReder
 PDFファイルを表示するためのAdobe Rederです。
 理由は不明ですが、イラストレーターのファイル(ai)も開けます。
※Adobe Reder 11よりx64版のコンポーネントがリリースされました。
 こちらがインストールされていると、64ビット版のプラグインも動作します。
※Adobe Rederバージョンによって挙動が大きく異なります。
 フォーカスを横取りしたり応答不能になる現象が見受けられますが、コンポーネント側の仕様ですのでご了承ください。

・RealPlayer(製品が32ビット版しか存在しないので、x86版のみ)
 Real Playerで、こちらもコーデックを追加インストールすることで様々なファイルを再生することが可能です。
 ただし、動画再生にはコンポーネント内部でウェイトをかけられているため性能が悪く見えることがあります。
 その場合は、コーデックを差し替えるか、メディアプレーヤーで表示させるようにすることをお奨めします。
※As/R Ver.12でサポートを終了する予定です。

 プレビュー画面のサンプル
画像
OSで表示可能なインターフェイスを持つ画像ファイルのイメージを表示します。
テキスト
無条件でテキスト化するのでバイナリファイルなど情報の表示が可能な場合もあります。
文字コードを自動認識で判別します。
InternetExplore
初期状態では表示されませんが、画像やテキストも表示でき、Ctrl+ホイールで拡大/縮小(IEのバージョンに依存します)もできます。
MediaPlayer
初期状態では表示されませんが、シェル拡張や外部コーデックをインストールすることによって表示できるメディアの種類が増えます。
AdbeReder
プレビューハンドラ HTML、動画、PDF、画像、テキスト、Office文書など、OSが展開できるものはほとんどが表示できます。
基本的に、拡張子に関連付けされているアプリケーションのインターフェイスを使用するので、関連付け情報が変わると表示できなくなる場合があります。
(プレビューできない事例として、フォントファイルなどがあります)
また、As/R起動中に関連付け情報が変更された場合、インターフェイスをキャッシュしているので関連付を変更した取り込んだアプリケーション内部で不安定になる場合がありますが、As/Rを再起動すると修復されます。
なおEXCELコンポーネントなどのように挙動がエクスプローラーに特化していて、エクスプローラー以外のソフトで使用する事を想定していない場合は、不安定なものがあるので注意してください。
※MediaPlayerでは直接サポートされていないFLVファイルなども、別途コーデックをインストールすることで再生可能になります。