Ver.10.3について
開発時の履歴
Ver.9.9.9.8
【β版修正】
●オプション
・Asr.exeとAsr.ja-JP.dllのバージョン不整合で、ダイアログ表示時に落ちる不具合の修正
Ver.9.9.9.7
【β版修正】
●オプション
・ホイール設定画面での、対象のスクリプトのファイル名を表示するようにした
・オプション画面内のテキストのIDを精査
・空欄クリック画面のIDとメンバ変数の紐づけが不適切である不具合の修正
●タグ登録
・タグテキストのNG文字の処理とトリム処理を追加
・UIが分かりにくいとの指摘でタグ登録画面のフルパスの編集は禁止にした
・「以降全てに適用」のチェックボックスを追加して、全てに適用/全てキャンセルボタンは削除した
・削除ボタンを追加
●タグ情報
・抽出条件のエディットボックスをコンボボックスに変更
●スクリプト
・FileAllReadを追加
FileAllRead
指定されたファイルから全行を、全て読み込みます。
UNICODEのフラットテキストのファイルしか読めません。
BOMはファイルの先頭のみ読み飛ばします。
通常の変数の代入式では、タブ文字、前後のスペース、改行文字などが格納できませんが、この機能を使った場合は特殊な例外になります。
具体的にはSpeachコマンドへXMLファイルの内容を丸投げして読ませる目的で作られたコマンドです。
※他のコマンドの利用時に、禁止文字が半角スペースに置換されて失われる場合がありますのでご注意ください。
【書式】
変数 = FileAllRead,フルパスファイル名
【例】
var $ファイルの中身$
for
$ファイルの中身$ = FileAllRead,?selfile?
if $ファイルの中身$ !=
Speach = $ファイルの中身$
endif
next
Ver.9.9.8.1
【β版修正】
●タグ関連
・タグ情報でリンク切れを抽出した場合でもソートを効くようにした
・タグ登録画面に「全てに適用」「全てキャンセル」ボタンを追加
・一覧でタグテキストの描画を、右下詰め1行に変更
・詳細一覧でタグテキストの描画を、右下詰め1行に変更
・詳細でタグテキストの描画を、右下詰め1行に変更
・並べて表示で右下詰め1行に変更、2〜3行目がありの時も表示されるようにした
・コンテンツでタグテキストが表示されるようにした
●その他
・フィルタテキストの入力時のチラつきを減らした
・風車アニメーション制御のチラつきを減らした
・アイコンモードの埋め込みリネームの発動を止める処理を追加
●オプション
・リスト→マウス→ホイール(新規追加)
隠し機能だったものを画面から設定可能にした
●スクリプト追加
・SpeachFlag追加
・SpeachVolume追加
・SpeachRateSpeed追加
●不具合修正
・ステータスエリアの表示モードを示すアイコンが切り替わらない操作がある不具合の修正
Ver.9.9.4.65
●β版修正
・オプション→リスト→動作を開くとエラーが表示される不具合の修正
・スクリプト全体で空文字の戻り値を受信する処理を追加
・FileReadでリリースモードのみファイル終端を認識できない不具合の修正
・タブバーのツールバーを非表示にできない不具合の修正
Ver.9.9.4.61
●β版修正
・タグのフォント作成時にDPI倍率を2回掛けていた不具合の修正
・タグテキストの表示を若干大きくした
・仮想フォルダーでダイアログを開いたときに、「現在の階層以下のタグのみ表示」が無効にならない不具合の修正
・オプションの文言修正、追加説明、レイアウト修正が多数
●高解像度環境への対応
・仮想フォルダーかつ、詳細表示の場合のカラム幅を広くした
・タブバー上のボタンの計算元を大きいサイズを使用する設定ではなく、フォントサイズに変更
●スクリプト削除
・試作品のFileCreateOpenが残っていたので削除
●スクリプト追加
・FileReadを追加
FileRead
指定されたファイルから1行読み込みます。
UNICODEのフラットテキストのファイルしか読めません。
BOMはファイルの先頭のみ読み飛ばします。
ファイルの終端まで行くと「ERROR」を返します。
※このコマンドが呼び出されたタイミングで、ファイル全体をメモリに読み込みます。
指定ファイル名が前回と同じであれば、続けて次の行を取り出します。
指定ファイル名が前回と異なる場合は、メモリに保持していたデータを破棄して、新しいファイルを読み込みます。
ファイル名の比較は大文字/小文字を区別します。
改行はCR/LF/CRLFを認識します。
【書式】
変数 = FileRead,フルパスファイル名
【例】
var $1行目$=FileRead,C:\hoge\test.txt
var $2行目$=FileRead,C:\hoge\test.txt
var $別のファイル1行目$=FileRead,C:\hoge\test2.txt
Ver.9.9.4.41
●オプションの再配置と新しい設定項目の追加
○リスト→動作
・散らばっていたナビゲートロックの動作をまとめた
バー→タブ共通→「ロック時にナビゲート依頼が来ると、新しく開く」をこちらに移動
※「ナビゲートロック状態で新たにナビゲート依頼があると「新しいタブで開く」」に文言と初期値を変更
・「起動時にタグを読み込む」を削除
○リスト→マウスを、選択クリック/空欄クリックに分割
・リスト→マウス、「空き領域を左クリックして実行するスクリプト」を移動
・リスト→マウス、「空き領域を左ダブルクリックして実行するスクリプト」を移動
・空き領域を中クリックして実行するスクリプトを追加
・空き領域を中ダブルクリックして実行するスクリプトを追加
○リスト→分割(新規追加)
・リスト→動作、「2画面分割は横方向にする」を移動
・「更新コマンド実行時は、両方の一覧を対象にする」を追加
・「上下階層移動を同期する」の初期値を追加
・「フォーカス移動を同期する」の初期値を追加
・「サイズ/日付比較を行う」の初期値を追加
○バー→タブ共通
・「同一グループに同じパスのタブが存在していたら閉じる」を追加
●初期値の変更
・コマンドモード/インクリメンタルサーチモードのCtrl+F5に全てのタブを更新コマンドを割り当てた
・コマンドモード/インクリメンタルサーチモードのCtrl+Iにタグ情報を割り当てた
・コマンドモード/インクリメンタルサーチモードのCtrl+Oにタグを付けるを割り当てた
・コマンドモードモードの@にオプションを割り当てた
・外観の初期状態の配色で、アクティブ背景色を有効に変更
●リソースへの追加(キー割り当て等に追加される)
・全てのタブを更新コマンドの追加(ID:33320)
・シフトロック範囲選択の開始コマンドを追加(ID:35629)
(シングルクリック2回で範囲選択を行うモード)
●メインメニューに追加
・タグを付けるコマンドを追加
・タグを削除コマンドを追加
・タグ情報コマンドを追加
・リンク切れタグの削除コマンドを追加
・最新バージョンの確認を追加
●スクリプト追加
・Left追加
・Right追加
・Find追加
・Replace追加
・Csv追加
・AppendCsvSelectItem追加
●スクリプト削除
・互換性がなくなったのでタグ操作関連の隠し機能を全て削除した
●その他
・exe,lnkファイルのアイコン画像取得で試行回数を減らして速度を改善
・詳細表示設定ダイアログでF1押下でヘルプページへ飛ぶようにした
・配列をファイルに保存するクラスを作成して以下に適用(1行ずつ書き込むのではなく、大バッファでまとめて書き込む)
タグの保存
最近閉じたタブの保存
ユーザー定義バーのアイコンインデックスキャッシュ保存
復元スクリプトの保存
終了時のタブの保存
●不具合修正
・ITEMIDLIST→文字列変換時のメモリ解放で、並列度が高くなると解放をし忘れる現象への対処
※規則性が不明だがWindows updateの適用状況/Windowsのバージョンに影響を受けているように見える
・FAT16/32の環境でFATを直接書き換えてイレギュラーなファイル名を作成した場合に落ちる不具合の修正
※ドライブごとOSから認識されなくなる可能性があるので検証は自重ください
【設定を引き継げない項目まとめ】
・バー→タブ共通→「ロック時にナビゲート依頼が来ると、新しく開く」
設定文言を「ナビゲートロック状態で新たにナビゲート依頼があると「新しいタブで開く」」へ、設定場所とデフォルト値をONに変更
・「起動時にタグを読み込む」は設定自体を削除、常時ON
【スクリプトまとめ】(こっそりオンラインヘルプにも掲載してます)
AppendCsvSelectItem
リストから渡される選択アイテムのリストに、カンマ区切りで渡されたテキストをまとめて追加します。
【書式】
AppendCsvSelectItem=文字列
【例】
var test = あ,い,う,え,お
RemoveSelectItems
AppendCsvSelectItem=test
for
messageboxok = ?SelFile?
next
※あ,い,う,え,おと順番に表示される
Left
指定文字列を左から指定した文字数だけ切り出します。
【書式】
変数=Left,切り出す文字数,指定文字列
【例】
var $text$=123456789
var $a$ = Left,3,$text$
「123」を格納
Right
指定文字列を右から指定した文字数だけ切り出します。
【書式】
変数=Right,切り出す文字数,指定文字列
【例】
var $text$=123456789
var $a$ = Right,3,$text$
「789」を格納
Find
検索テキストが走査するテキストに含まれていれば、0から始まる開始位置を返します。
検索テキストが見つからない場合は、-1を返します。
検索テキストが空文字の場合は、0を返します。
【書式】
変数 = Find,検索テキスト,走査するテキスト
【例】
var $text$=123456789
var $45$=45
var $a$ = Find,$45$,$text$
「3」を格納
Replace
検索テキストが走査するテキストに含まれていれば、置換テキストに全て置き換えます。
【書式】
変数 = Replace,検索テキスト,置換テキスト,走査するテキスト
【例】
var $text$=123456789
var $45$=45
var $a$ = Replace,$45$,ほげ,$text$
「123ほげ6789」を格納
Csv
カンマ区切りされた検索テキストを分割して、指定した項番号のテキストを返します。
※当然検索テキスト内には「,」カンマも指定できますが、「,」を含んだ項は使用できません。
※項番号は0から始まる数値です。
※分割可能な項の数を超えたり、負の数を指定するとエラーになります。
【書式】
変数 = Csv,抽出する項番号,走査するテキスト
【例】
var $text$=あ,い,う,え,お
var $No$=4
var $a$ = Csv,$No$,$text$
「お」を格納
var $b$ = Csv,3,あ,い,う,え,お
「え」を格納