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ウィンドウ制御文字列の書式

 情報公開という意味合いでの説明になっています。
 深追いして調べたいという方のみ参照してください。

 スクリプトのFullStateOpenコマンドや、最近閉じたウィンドウの情報保持ファイル(LastTab2.dat)、前回終了時のタブ情報ファイル(Ver.14以前のWindow2.hist)、タブセットで使用されているウィンドウ情報復元用のテキストです。
 他にも、フォルダー設定ダイアログ/履歴管理などでも、この文字列で管理されています。

 なお、ユーザーさんに使用してもらうことなど全く考慮せず、速度優先の設計のため固定長です。
 かなり使い勝手も悪いですし、機能拡張で予告なく動作が変わる場合もありますので、あまり深追いしすぎないことを推奨します。
 実際の出力サンプルは、ユーザー定義バーの「現在タブ復元スクリプトの作成」などで自動生成される文字列を参照してください。

書式

0001|0000|0000|0 1 0 02 00 0 00000098 00000000 00000000 00 00 C:\test|(D1と同じ書式)|10,10,20,20,1
 A    B    C    D1                                                      D2            E
「|」で5分割されており、A-Cはタブ単位の情報、Dはリスト単位の情報になります。
※D2が存在するのは画面分割している場合のみ
※D2とD1は同じ書式

●A~C項
 タブ単位の情報
A:ナビゲートロックなら0001、OFFなら0000(前3桁は予備)
B:画面分割時に同期移動ならば0001、OFFなら0000(Ver.5以降、前3桁は予備)(Ver.2は画面分割フラグ、Ver.3~4は0000固定)
C:グループ番号(前2桁は予備)

●D項
 フォルダー単位の情報
D項の書式
1項目 0固定(Ver.1はナビゲートロックフラグで後方互換維持のために残っている)
2項目 フォルダー優先でなければ0、フォルダー優先なら1
3項目 ソート方向(0:昇順 1:降順)
4項目 表示モード(アイコン:0、一覧:1、詳細一覧:2、未使用(旧簡易詳細):3、詳細:4、並べて表示:5、コンテンツ:6、アイコンのみ:7)
5項目 アイコン(アイコン小:0、アイコン中:1、アイコン大:2、サムネイル小:3、サムネイル中:4、サムネイル大:5)
6項目 0固定(Ver.1は2画面モードフラグで後方互換維持のために残っている)
7項目 ソート種別(As/Rオリジナルの高速ソート種別は0~99まで予約されている、シェルのソート種別は100~OSによって上限は異なる)
8項目 Ver.11以降で使用、1~4文字:インサイドツリーの幅(4桁)ただし9999の場合は初期値を使用する、5~8文字:アイコン/サムネイルサイズ(4桁、0~400、0の場合は5項に準じるサイズに補完する)
9項目 予備
10項目 お気に入りフォルダー番号
11項目 予備
12項目 実体名フルパス
(12項目だけ自由長になります。後方互換のためLastTab2.dat/Window2.histでは11項目目と12項目の間はスペースではなくタブ文字になっていますが、固定長のためどっちでも読めます)

●E項
 「MDIモード」の時のウィンドウ位置の保存情報で、子ウィンドウが最大化されている「タブ切り替えモード」の場合は保存されません。
 また複数の制御文字列を一度に処理する場合は、E項が出現した時点でMDIモードに切り替わります。
1項目 ウィンドウのleft座標(左端)
2項目 ウィンドウのtop座標(上端)
3項目 ウィンドウのright座標(右端)
4項目 ウィンドウのbottom座標(下端)
5項目 ウィンドウ最小化フラグ(0:通常 1:最小化)


※今後の機能拡張のため、値の範囲チェックによるエラー表示はありません。
 未定義の値は実際に表示を切り替える際に、エラーにならない範囲の値に補正されます。
 補正値が何になるかは保障しませんので範囲内で使用してください。

 ちょっと意地悪な使い方ですが、同じお気に入りタブの番号を持つものを2個開くこともできます。

関連項目
基本的なスクリプトコマンド
その他のスクリプトコマンド
スクリプトコマンドリファレンス
スクリプトの制御構文

置換マクロリファレンス
置換マクロ対応表
定義系コマンド一覧
実行コマンドの違い一覧
定義系コマンド一覧
復元スクリプト詳細