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タブセット
As/Rでは作業ごとのタブの組合せを最大で81個、名前を付けて管理することができます。
また初期値のキー割り当てだと、タブセット1~10が
Ctrl+
1,
2・・・
9,
0に割り当てられています。
(気軽に切り替えができる範囲=簡単に覚えきれる数という意味で10個です)
タブセットを切り替える/アプリを終了するタイミングで、自動的に現在のタブの構成を保存します。
また、作業ごとに切り替えるタブのセットを復元することで、作業の効率化を図ることができると思います。
タブの構成の保存は、スクリプトやユーザー定義バーで詳細が説明されている「復元スクリプト」の一種であり、通常のスクリプトと同じものです。
また前回終了したタブの構成情報も、現在の「タブセット」として管理されておりますので、
オプション:タブ共通の終了時のタブの設定も影響します。
※起動時は軽量化のため簡易的なスクリプト解析になっており、FullStateOpen/ActiveTabNo/EOF/コメント行/空行しか解析・制御しません。
FullStateOpenに座標情報があるか否かでMDIモードかを判別しており、PostMessageやSendMessageは読み飛ばしています。
タブセット1~81の表示名
1~10番まではメインメニューやタブバーなどのメニューに表示させるタブセットの名称を設定できます。
ステータスバーの右端に、現在のタブセットが表示されます。
ショートカットは自動でセットされます。
※初期値のキー割り当てでは、Ctrl+数字キーに割り当てていますので、1~10は名称にも数字を入れておいた方が分かりやすいです。
11番目以降で表示名が空白の項目が存在すると、それ以降の設定は読み込まず、メインメニュー等に表示されません。
また個々のコマンドIDをメニュー定義で記載した場合も、既定の名称になります。
これは起動時などの速度低下を抑止するため、1から順に読んでいき空欄が見つかると、それ以降の読み込みをやめるためですのでご注意ください。
タブセットの管理ディレクトリを開く
エクスプローラーで、タブセットのスクリプトファイルが格納されているディレクトリを開きます。
このディレクトリごとバックアップを取っても良いでしょうし、このスクリプトファイルをテキストエディタで編集しても良いでしょう。
慣れればタブの並び替えなど、ドラッグアンドドロップで行うよりも、テキストエディタで行を切り貼りする方が簡単に作業できます。
※補足
・タブ共通の設定で、終了時のタブの設定を保存しない場合はタブセットの切り替え機能は使用できません。
・同様にAsr.exeのコマンドラインを指定して特定パスを表示するモードの場合は、終了時のタブを保存しないのでタブセットの切り替え機能は使用できません。
・同様にShiftキーを押下して起動し、タブを保存しないモードで起動した場合もタブセットの切り替え機能は使用できません。
・As/Rを複数起動している場合、終了時の保存は後に保存した方が優先されます。
・タブセットを切り替えた結果、アクセスできないタブが含まれている場合はアクセスエラーとなり、タブの保持しているパス情報が失われますのでご注意ください。
・タブセットの自動保存は、複数起動した場合や、ネットワークが切断されていた場合など、意図せず破損してしまうことが多いです。(作者の経験談)
ランチャーやお気に入りの「復元スクリプト」機能を使用してバックアップを作成する、タブセットのフォルダーごとバックアップを作成するといった運用をお勧めします。
復元スクリプトについては「
復元スクリプト詳細」を参照ください。
関連項目
・
操作:タブバー
・
操作:ウィンドウ管理バー
・
オプション:タブ共通
・
オプション:タブ個別
・
復元スクリプト詳細