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タブ個別

 タブバーとウィンドウ管理バーで異なる表示と動作を設定します。

 タブバーと、ウィンドウ管理バーの住み分けですが、タブバー(横置き)はタブが5~6個程度、タブバー(縦置き)はタブが5~15個程度、ウィンドウ管理バーはMDIモードや15個以上の数を管理するのに向いています。
 タブバーはあまり凝った動作ができませんが、わりと一般的な動作をしますので馴染みやすいです。
 対して、ウィンドウ管理バーは自動でソートしてくれたり、分類してくれたり、グループを組みなおしたりと、細やかな管理と自動制御が可能ですが、簡易的な使い方は不向きかもしれません。
 他にも複数のフォルダーに同時に貼り付けしたり、指定したウィンドウのみMDIで並び替える事が可能だったり、指定したウィンドウをまとめて分割モードに切り替えたりと、かなり応用範囲が広くなるように作られています。

タブバーのみの設定項目

複数段(縦置き可能)

 複数段の表示を可能にして、高さを自動調整しますが横スクロールしません。
 チェックをはずすと、横置き専用になりますがサムボタンが表示され、横スクロールできるようになります。

タブの幅

 自動調整するタブの幅およびタブバーの幅を指定します。
 タブバーを縦置きで配置でドッキングされている場合は、フォルダー移動完了などのタイミングで設定されたバーの幅を自動調整します。
 この設定に0を設定した場合、テキスト幅を元にタブの幅を自動調整します。
 タブの幅が0でタブバーを縦置きにした場合は、バーの横幅の自動調整は効かなくなります。
 なお、このタブ幅を自動で調整するモードはオマケ的なものとして考えてください。
 分割モードを表示する画像や閉じるボタンと重なって見えにくくなったり、タブ幅とタブバーの幅の丸め誤差により稀に空行が発生されることもあります。
※ずっと50タブくらい開きっぱなしで作業する方向けに追加されたモードなので、限定用途と位置づけています。

タブの高さ

 タブの高さ指定します。
 この設定に0以外の数値を設定した場合、ツールバーのアイコンサイズやフォントサイズによる自動調整は無効になります。

タブバーと、ウィンドウ管理バーウィンドウ管理バーで自動整列を無効にした場合の設定項目

自動整列が有効になっていると、そちらが優先されるので挿入位置は意味をなさなくなります。

新しいタブの挿入位置

 新しいタブを挿入する位置を、末尾/先頭と現在の前後に指定することができます。
 復元系のスクリプトや、まとめてウィンドウを開く系のコマンドも影響を受けますので、ご注意ください。
※起動時やタブセットの切り替え時には、専用のスクリプト解析に切り替わるため、この設定は無視されます。

親子関係のあるタブの挿入位置

 ここから開くや、ナビゲーションロックされたタブなど、親子関係を持つ場合のタブの挿入位置を指定する事ができます。

閉じたときのタブ位置

 タブを閉じたときにアクティブにするタブを指定します。


関連項目
操作:タブバー
操作:ウィンドウ管理バー
オプション:タブ共通
オプション:タブセット