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フィルタ・検索
リストの上部、アドレスバー横のボタンを押すことで表示される、
フィルタ/
ディレクトリ内検索の機能に対する設定です。
また、
タグ情報画面での絞り込みテキストの入力も本画面の設定に従います。
入力テキストの半角スペースをOR条件として展開する
それぞれの入力エリアに入力されたテキストを、どのように展開するかを設定します。
Web検索のようにスペースをOR条件として扱ったり、旧来のワイルドカードによる一致方法を選択することができます。
※AND/OR/NOTが使える拡張構文がOFFの場合のみ、"(ダブルクオーテーション)で括ることによりスペースを入力することができます。
ワイルドカードへの展開例
入力例 | 半角をOR条件 | 半角はそのまま |
A B C | *A*;*B*;*C* | *A B C* |
A BC | *A*;*BC* | *A BC* |
A B;C | *A*;*B*;*C* | *A B*;*C* |
A B;*C | *A*;*B*;*C | *A B*;*C |
※「;」はor条件としての連結、「*」はワイルドカードによる部分一致となります。
※「;」で分割し、「*」か「?」が存在するトークンが存在した場合は部分一致にしません。(4番目の例)
比較対象
フィルタ | ディレクトリ内検索 |
表示名 | 実体名 |
リストに「ユーザー」と表示されていれば「ユーザー」 リストに「Users」と表示されていれば「Users」 | ユーザーディレクトリ「Users」がヒットする |
拡張子を表示しない設定になっていると*.bmpなどがヒットしない | 拡張子を表示しない設定になっていても*.bmpなどでヒットする |
※表示名は、OSやAs/Rの表示設定により拡張子が表示されない場合があり、表示されない部分はマッチング対象になりません。
※実体名は、拡張子の表示を消したとしても拡張子部分は存在しているのでマッチング対象になります。
フィルタ・ディレクトリ内検索のテキスト入力への反応速度
フィルタ・ディレクトリ内検索は、ともに入力内容が終了したとみなされる時間が経過すると、自動的に反映されます。
キーの入力速度に合わせて調整してください。
また、あまり反応速度を速くするとPC側の処理量が増加します。
リストに表示されるファイル数とPC性能を考慮の上で調整してください。
絞り込みテキストで、AND/OR/NOTが使える拡張構文を使用する
初期値ではこの設定はOFFになっており、一般的なワイルカード指定の文法で絞り込みテキストを表現していますが、AND条件、NOT条件が使用できないという欠点があります。
そのため、一般的な文法を拡張したAs/R独自の文法モードを用意しています。
絞り込みテキストに、AND+半角スペース、OR+半角スペース、NOT+半角スペース、が入力された場合に、それぞれAND条件、OR条件、NOT条件とみなします。
ワイルドカード文字列へはそれぞれ半角の、「&」、「;」、「!」に置き換えられて表現されます。
置換文字はいずれもファイル名として使える文字ですので、これらの文字が多用されている環境では使用しないでください。
入力例 | 展開文字列 |
A AND B OR C | *A*&*B*;*C* |
A AND B or not C | *A*&*B*;!*C* |
A AND B or not not not C | *A*&*B*;!!!*C* |
※NOTは複数続けても問題ありません。
※ANDとORとNOTの優先順位は、NOT > AND > ORです。
フィルタの対象から、フォルダーや実態を持たないものを除外する
フィルターをかけた状態でフォルダー階層の移動ができるようになります。
ただし、フォルダーがフィルタリングの対象外になるので、フォルダーの多い環境では使いにくくなります。
使用する環境によって使い分けてください。