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色、フォント

 画面の色、フォントなどを設定します。
 非常に細かく設定できるようになっており、この画面だけで100項目を超えております。
 そのため配色の設定内容をテーマファイルとして保存することができるようになっております。

テーマファイル

 コンボボックスに選択可能なテーマファイルが表示されます。
※拡張子が「.th」のファイルを列挙するようになっています。
※表示されない場合は、Option.exeを再起動してください。
 Ver.16.4.1.0リリース時点の配布テーマファイルは以下の通りです。
コンボボックスにあるテーマ名説明OSのダークモード
_DarkModeダークモードをイメージしたテーマファイルです。
_DarkMode(Flat)ダークモードをイメージしたテーマファイルで、独自のフラット描画にしたものとなります。
_Defaultデフォルト配色のテーマファイルです。×
_Exploreエクスプローラーを意識したテーマファイルです。視認性がかなり悪いので非推奨です。×
_FDFDをイメージした配色テーマです。FDは出射厚氏の著作物です。×
_FD(FlatDark)FDをイメージした配色テーマで、フラット/OSのダークモードを意識したものとなります。
_FILMTNFILMTNをイメージした配色テーマです。FILMTNは石田健仁氏の著作物です。×
_FILMTN(FlatDark)FILMTNをイメージした配色テーマでで、フラット/OSのダークモードを意識したものとなります。
※先頭のアンダーバー「_」は、配布テーマと一見して分かるように、目印のために付与しているものです。
※FDとFILMTNは、私の人生を変えるほど影響を受けた作品です。
 偉大な先駆者への敬意をこめて作成させていただいております。

選択したテーマを左の編集画面に反映

 テーマファイルのコンボボックスで選択された内容を、左側にある設定のグリッド画面に反映させます。
 反映させた状態で、「適用」ないし「OK」を押さないと設定が保存されませんので、ご注意ください。

現在編集されている設定を、名前を付けて保存...

 現在適用されている設定を、新しいテーマファイルとして保存するダイアログを表示します。
※保存したタイミングで「テーマファイル」コンボボックスの選択肢を初期化します。
※配布テーマファイルは、アプリの更新時に必ず上書きされますので、これらのファイルを書き換えるのではなく、別名で保存することをお薦めします。
※配布テーマファイルが増えた場合に上書きされないようにするには、ファイル名に「_」アンダーバーを付けなければ大丈夫です。
※テーマフィルの拡張子は「.th」です。

テーマファイル格納フォルダーを開く

 テーマファイルは「[ユーザー情報の管理ディレクトリ]\theme\」に配置されたものを使用します。
 メンテナンス用に、このフォルダーを開くことができます。

テーマファイルのアップロードページを開く

 テーマファイルをアップロードする専用のサイトページを開きます。
 アップロードに関する注意事項はサイトの方をご確認ください。
※テーマファイルの1行目は固定で「Customized theme file.」と記載されて保存されます。
 これは説明欄に表示されるテキストですので、ファイルに対する簡単な説明と著作権表示に書き換えてアップロードしていただければと思います。

Webで探す

 As/R関連のスキン/アイコン画像ファイルをまとめているサイトページを開きます。
 残念ながらあまり数がありませんが、ご了承ください。


各種の詳細項目の説明

 各項目を選択した際に、簡易的な説明が表示されておりますので、そちらも参照ください。

フォント

 リスト部をはじめ、各種バー、メニュー等の基本フォントを設定します。
 サムネイルやプレビューといった表示内容の指定は、各部位での設定画面で変更してください。
 なお、フォントのみテーマファイルに含まれませんので、ご留意ください。

グラデーション描画をする

 フォーカスや選択状態のアイテムをグラデーションで描画します。

スキンテーマ

 アプリケーション全体の外観を入れ替えます。
 MFCによる備え付けのテーマのなので増やしたりカスタマイズしたりできませんが、アプリケーションの雰囲気を変えることができます。
 フレーム描画、各種グラデーション、ライブラリ依存のメニュー、ツールバー/ドッキングバー、ドッキングアシスタントなど、影響は多岐にわたります。
 あくまでもテーマ名に沿った雰囲気に過ぎませんのでご了承ください。
 なお、テーマ名が古臭いのはライブラリによって定義されている名称のためで、これも各OSやOffice等のそのままの描画ができるわけではありません。
※後述の「OSのダークモードを適用する」がONの場合、テーマ由来のポップアップメニューの背景が黒くなります。
テーマ名称説明
Windows2000 灰色を基調とした古典的なWindowsのイメージ
WindowsXP 灰色を基調としたWindowsXP時代のイメージ(Luna風)
Windows7 灰色を基調としたWindows7時代のイメージ(フラット風)
Visual Studio 2005 灰色を基調としたVisual Studioのイメージ(グレイグラデーション)
Visual Studio 2008 シルバーを基調としたVisual Studioのイメージ(シルバーグラデーション)
OfficeXP 灰色を基調としたWindowsXP時代のイメージ(Luna風、Office)
Office2003 青色を基調としたWindowsXP時代のイメージ(Luna風、ステータスバーが灰)
Office2007(Blue) 青色を基調としたWindowsVista~7時代のイメージ(Luna/フラット混合)
Office2007(Black) 黒色を基調としたWindowsVista~7時代のイメージ(Luna風、フラット混合、ダークモード使用時の推奨)
Office2007(Silver) シルバーを基調としたWindowsVista~7時代のイメージ(Luna風、フラット混合)
Office2007(Aqua) 菫色を基調としたWindowsVista~7時代のイメージ(Luna風、フラット混合)
Flat(Blue) Office2007(Blue)を派生させて作成したカスタムテーマでフラットなイメージになります。
ツールバー背景、ステータスバー、各種ドッキングバー、メインメニュー、フレーム背景など、テーマで色指定したフレーム色やボタン色を使用します。
※Flatシリーズのテーマはかなり似通った表現をしますが、選択項目のホバー状態/活性状態、ドッキングバーを重ねた時に表示されるタブ、カスタマイズダイアログ画面などが大きく異なります。
※制限事項として、ステータスバーのタブセット名の色は単色になります。
Flat(Black) Office2007(Black)を派生させて作成したカスタムテーマでフラットなイメージになります。
Flat(Silver) Office2007(Silver)を派生させて作成したカスタムテーマでフラットなイメージになります
Flat(Aqua) Office2007(Aqua)を派生させて作成したカスタムテーマでフラットなイメージになります。

OSのダークモードを適用する

 As/Rを再起動しないと、完全には設定が切り替わらないのでご注意ください。
 Windows 10の中期に搭載されたOSのダークモードを適用します。
 残念ながらMicrosoft社提供のライブラリのレベルで未対応であるため、本設定はアプリ全体に適用されるのではありません。
 他の設定の組合せが必要なことに、ご注意ください。
 

クラシックスタイル(ツリー)

 OFFにすると、フォルダーバー/インサイドツリーで下位階層の有無を示すアイコンが「▶/▼」になります。
 ONにすると「+/-」になります。
 またフォーカス共通で指定された配色が適用されます。
 オプションのフォルダーにて「独自描画を行う(廃止予定設定)」がOFFになっていると、この切り替えはテーマ切り替えにより実現しているものですので、ONの場合はツリーだけ上記の「OSのダークモードを適用する」から除外されます。

フレームの枠線

 OFFにすると、ツリー、リストの一部、ステータスエリアなどの枠線が非表示になります。
 よりフラットな雰囲気を持った表現になりますが、コンポーネントの境界が分かりにくくなります。

フレーム

フォーカス共通

 オプションのフォルダーにて「独自描画を行う(廃止予定設定)」がONになっているか、クラッシクモードを指定した場合にツリーにも適用されます。

リスト

 リスト部のペインには、複数のコンポーネントが含まれており、個別に指定することが可能になっています。

背景色

フォーカス装飾

リスト上のフォーカスがある項目に装飾を付与することで目立たせるようにします。
ただし、この機能は一時的なサイズ変更なので、マウスの当たり判定は変化しません。
マウスでの利用の際にはご注意ください。

アドレスバー

 1画面構成では「フォーカスあり」しか使用されません。
 画面分割を使用した際に、フォーカスのあるペインと、フォーカスのないペインのアドレスバーの色が塗り分けられます。
 パッと見て「アクティブなリストがどこなのか」を見やすくするために使用されます。

フィルタ

 リストのフィルタのテキストボックスに適用される背景色で、フィルタ適用時と、未適用かつフォーカスがない時の色です。
 フォーカスを受け取った場合は、後述の「テキストボックス」が適用されます。
 下図の紺色の部分です。

ディレクトリ内検索

 リストのディレクトリ内検索のテキストボックスに適用される背景色で、フォーカスがない時の色です。
 フォーカスを受け取った場合は、後述の「テキストボックス」が適用されます。
 下図の深緑色の部分です。

サイズ色分け

 リストでサイズグラフを使用する場合の配色です。
 グラデーション描画する際に、こちらの色とリスト背景色を基準にグラデーションを生成します。
 この配色を確認するためには「巨大ファイル連続作成(MakeBigFile)コマンド」などを使用して、テラバイト単位の巨大なサンプルを作成することが可能です。
 現在のNTFSで作成できる1ファイルのサイズの上限は、約15TB(テラバイト)なので、ここまで設定が可能になっています。
※上記のコマンドでNTFSの機能であるスパースファイルで作成するとテラバイト単位のファイルも一瞬で作成可能です。
※フォルダサイズ計算機能を使えば、PB(ペタバイト)やEXB(エクサバイト)の表示も可能ですが、執筆時点でそこまで世の中進んでませんので、色分けは行っておりません。
 下図のサイズの横のバーの部分です。

属性による色分け

 リスト部とツリー部に反映されます。
 無効にする事はできない色は、「属性なし」と同じ色を指定していただく事で色分けしないようにできます。
 属性の色の優先順位は下記の通りです。
 偽装の疑いのあるファイル>新しいファイル>暗号化>圧縮>システム>隠し>読み取り専用>フォルダー>拡張子色分け>属性なし

※補足
 フォルダーにそっくりなアイコンを持ち、あたかもフォルダーに見せかけたファイル等(ほとんどの場合ウィルスやマルウェアなんですが)を扱う必要のある場合や、感染の予防をする場合は、「フォルダーを色分け」にしておいた方が良いかと思います。
 必要に応じて、偽装の疑いのあるファイル、拡張子色分けも使用すると良いかもしれません。

ドッキングウィンドウ

 アクティブではない時の「背景色」/「テキスト色」/各種バーにフォーカスが移動したときの「背景色(アクティブ)」を指定できます。
 「アクティブ背景色を使用する」という設定項目は、アクティブな時に色変えする機能をON/OFFするもので、今現在のフォーカス位置をぱっと見で見分けやすくするものです。
※フォーカスを受け取らないタブバーは、このドッキングウィンドウの指定の対象外です。

タブ

 タブバー/ウィンドウ管理バーにて使用されます。

ボタン

プッシュボタンの色を指定します。
メインウィンドウ及び、本体組み込みダイアログのボタンに適用されます。
※今後、同梱の外部コマンドにも順次適用する予定です。
※ボタンに限りませんが、文字の色はフレームの文字色が適用されます。

テキストボックス

 活性化状態のテキストボックスの色を指定します。
 非活性の場合は、上記のフレーム背景色が使用されます。
※今後、同梱の外部コマンドにも順次適用する予定です。

その他

ダイアログ内のリスト背景色

 詳細項目設定ダイアログや、表示設定ダイアログなど、ダイアログ内のリスト背景色です。
※今後、同梱の外部コマンドにも順次適用する予定です。
 下図の一覧部分の背景色です。

エラーの警告色

 アクセスできないフォルダーへのアクセスしようとしたとき、アクセスが拒否された時など、リストの下部の色が変えて注意を促します。
 その際に使用される色で、下図の赤い部分です。


関連項目
フォルダー
スキン
巨大ファイル連続作成(MakeBigFile)コマンド