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音声認識で発生するエラーについて
音声認識で発生するエラーメッセージが分かりにくいので、解説します。
ただし、マイクロソフト社から提供されている情報以上には書けないので、情報が足りてないことはご了承ください。
いずれも音声認識をONにしたときに発生する可能性があるエラーメッセージです。
※音声認識は日本語環境専用の機能なので、現行はローカライズ不可の仕組みになっております。
メッセージ | 説明 |
音声認識エンジンが起動できません |
音声認識エンジン内部のエラーです
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音声認識コンテキストが生成できません |
音声認識エンジンのCOMインスタンスを構築に失敗、エンジンがインストールされていない等で発生します
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通知のイベント登録が拒否されました |
音声認識を使用するためのユーザ権限が適切ではない場合に発生します。
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受信するイベントの登録が拒否されました |
As/R側のユーザー権限が適切ではない場合に発生します。
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オーディオデータを受信するように設定できません |
オーディオ機器への接続に問題がある場合、機器からアプリに対して情報を接続できない場合に発生します。
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デフォルトのオーディオオブジェクトを構築できません マイクが接続されていない場合にも表示されます |
マイクが存在しない場合など、オーディオ制御モジュールに問題がある場合に発生します。 |
認識エンジンへの入力設定が拒否されています |
音声認識エンジンへAs/Rから接続を試みて拒否された場合に発生します。 |
文法の構築ができません |
音声認識の文法ファイルとして認識すらできない場合で、構成XMLの解析に着手していない場合に発生します。
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文法ファイルの読み込みに失敗しました ファイルが存在するか、XMLの文法間違い等を確認してください |
音声認識の文法ファイルの構築ができない場合に発生します。
XMLのタグが閉じてない等の文法間違いでもこのエラーが発生します。
日本語を認識させるにはSJISしか使用できませんので、本ファイルはSJISで記載してください。
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文法の初期化に失敗しました 音声認識のためのXLMファイルの構成に問題があるか、マイクや音声認識機能の使用が禁止されている場合もこのメッセージが表示されます |
文法ファイルの読み込みが完了したが内部構成に問題がある場合、マイクや音声認識の使用が禁止されている場合に発生します。
OSの設定画面もあるので、「音声合成/音声認識が動作しない時 」も参照ください。
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音声認識エンジンをアクティブにすることを拒否されました |
音声認識の準備は整っていますが、ON/OFFの権限が無い場合に発生します。
OSの設定やポリシーなどを見直してください。
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関連項目
・オプション - 音声認識
・音声認識概要
・音声認識文法定義ファイル
・音声合成/音声認識が動作しない時
・サンプルの音声認識コマンド
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