Windows 10の画面で説明します。
OSの「設定」の検索を使用して「音声認識の設定画面」に遷移してください。
※Windows10の場合は「設定」→「プライバシー」→「マイク」で遷移できます。
※Windows11の場合は「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「マイク」で遷移できます。
「音声を選択する」や「音声のスピード」を調整つして、「音質のプレビュー」ボタンを押してください。
これは、Windowsの初期状態では、音声認識の設定がされていないため、どんな声で、早さで読み上げて良いか不明なため、このような現象が発生します。
一度設定してしまえば問題ないので、こういうものとお考えください。
また音声認識に関しても、こちらの設定を行う必要があります。
PCにスピーカーが接続されているか、音声再生のボリュームが小さすぎていないか/ミュートされていないかなどにご注意ください。
また類似の設定に「ナレーター」というものもありますが、まずはこちらの設定だけで構いません。
あとインストールされている音声パッケージに音声合成したい言語が追加されていることを確認してください。
※音声合成はインストールされている言語によって対応言語が変化します。
- マイクを接続します。
意外と音を拾わない現象の多くはここがネックになっていることが多いです。
マイクが破損していて音を拾わないというトラブルもかなり多いです。
一般的に極めて安価なマイクの場合は認識精度が落ちますので、精度が悪い場合はマイクの変更の検討をお薦めします。
- マイクの使用権限を付与します。
Windowsの設定の「プライバシー」→「マイク」を開きます。
- 「アプリがマイクにアクセスできるようにする」をオンにしてください。
- スクロールして下の方にある「デスクトップアプリがマイクにアクセスできるようにする」もオンにしてください。
As/Rで音声認識を使用していると、この画面のようにマイクを使用しているツールが表示されます。
これは、OSが以下のレジストリ領域に、マイクの使用を要求した日付が書きこまれます。
OSの設定画面には、こちらのレジストリ情報を参照して表示されておりますので、OSのメンテナンスの際に参考にしてください。
HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\CapabilityAccessManager\ConsentStore\microphone\NonPackaged
なおマイクの下にある、「音声によるアクティブ化」はColtana用の機能ですので特に指定する必要はありません。
あとインストールされている音声パッケージに日本語が追加されていることを確認してください。
※音声認識は、日本語しか対応していません。