[ヘルプTop]
[戻る]
フォルダー設定
任意のフォルダーごとに、あらかじめ表示モードを決定しておく機能です。
例えば、画像を大量に格納しているフォルダーでは縮小版表示をするといった使い方を想定しています。
本設定の、任意のフォルダー設定の逆の意味合いを持つ「
初期値
」は、こちらの設定画面を参照ください。
オプションのフォルダー設定画面に到達するには、二つのルートが存在します。
まず一つは、「オプション」画面から、「リスト」のカテゴリを選んで、「フォルダー設定」に遷移するルートです。
ここでフォルダーの表示モードを追加/削除/編集することが可能です。
次に、「メインメニュー」→「表示」→「表示設定」→「フォルダー設定」コマンドを実行するルートです。
現在のディレクトリがどのように設定するか?という画面の方が表示されOKボタンを押すことで、このオプション画面に遷移してきます。
これは、Cドライブのルートとかなら「c:\」のように入力すればよいのですが、マイコンピュータなどでは「::{20D04FE0-3AEA-1069-A2D8-08002B30309D}\」このような記述が必要です。
こんなもの、綴りを覚えてる人も、記憶を頼りに記述できる人なんて居ないでしょうから、現在のディレクトリ名をどのように登録するか?という画面を先に表示させています。
あと、この画面で設定を追加していくと「State String」というカラムの文字列が生成されます。
これは少々難しい設定項目であるスクリプトのページに、その内容の説明が記載されています。
深く知りたい場合は「
ウィンドウ制御文字列の書式
」のD項を参照ください。
ここでは、並び順や、表示モードを定義している文字列なのだと理解していただければ十分だと思います。
※将来的には、ウィンドウ制御文字列の表示をやめ、平易な記述をすることも検討していますが、現時点では制限事項として考えていただければと思います。
※最大設定数は、極めて遅くなるような設定をさせないようにという目的で定義していますので要望があれば増加は可能です。
※いずれの一覧も、選択アイテムをダブルクリックすると編集画面(フォルダー設定画面)に遷移します。
オプション画面
絶対パス指定
最大400件登録できる、最高速の指定方法です。
パス名をキーにしてインデックス化するため、極めて高速な設定の指定方法です。
※計算量は常に1ですので、設定の数、並び順、設定内容が性能に影響しません。
ただ使い勝手が悪く、大・小文字の区別をしますし、1つの設定で複数のパスを指定することができません。
また、何番目に設定が記載されていても性能に全く影響を与えないので、設定項目を上下移動させる機能は搭載していません。
なお、似たような設定がたくさんあると分かりにくいという意見も多々ありますので、将来的に「絶対パス指定は削除すべき機能」の候補にあがっています。
ワイルドカードパス指定
最大20件登録できる、複数のパスの指定方法です。
パスのワイルドカードですので、「?」や「*」や「;」の記述が使用できます。
(「?」は一文字、「*」は複数文字、「;」は条件式の複数指定の区切り)
逐次判定してヒットしなければ次の設定を試行するという判定を行いますので、設定数が多くなるほど遅くなっていく傾向があります。
また、比較計算式は正規表現よりはマシなレベルです。
「?」や「*」を一切用いない場合、大・小文字の区別をしない絶対パス指定になるわけでですが、これによって動作が早くなることはありません。
簡単な使い方を例を紹介しておきます。
「C:\Dell\Drivers\*」このような記述をすると、「C:\Dell\Drivers」より下のディレクトリが全て対象になります。
パスの指定の仕方は部分一致なので「*Program Files*」このような記述をすると、以下のようなフォルダーが対象になります。
C:\Program Files
C:\Program Files (x86)
D:\Program Files
複数の条件式を繋げる場合は「;」で区切ります。
例えば、「C:\Dell\Drivers\*;*Program Files*」のように指定すると、上記の例示のパスは全て対象になります。
正規表現指定
最大10件登録できる、複数のパスを柔軟に指定可能な設定です。
逐次判定してヒットしなければ次の設定を試行するという判定を行いますので、設定数が多くなるほど遅くなっていく傾向があります。
ワイルドカード指定よりも複雑なことができる反面、より複雑な判定式は遅くなる傾向が強いです。
標準C++ライブラリの正規表現のオプションを未指定にしているので、ECMAScript互換となっています。
正規表現の内容に関しては、別途専門の書籍やサイトなどをご利用ください。
簡単な使い方を例を紹介しておきます。
「temp|tmp」このような記述をすると、「C:\temp\」や「d:\test\tmp\」など複数のディレクトリが対象になります。
フォルダー設定画面
メインメニューから呼ばれた場合、オプション画面で追加/編集/設定リストをダブルクリックすることで表示されます。
メインメニューから呼ばれた場合は、上記の3種類の指定方法のいずれかを選択して登録することになります。
オプション画面から呼ばれた場合は、それぞれの項目の追加/編集モードとなります。
それぞれ、登録フォルダー/登録文字列をキーにして、表示モード、アイコンサイズ、並び順などが指定できます。
※並び順は、OSによって数が増減しますので、OSの種類をまたぐデータの移行の際には移行後に並び順が正しいか否かを確認し、意図しない並び順になっていた場合は、この画面から設定値を修正してください。
※繰り返しますがオプション画面でOKボタンを押さないと、設定値は保存されませんのでご注意ください。
並び順
並び替えを行う条件を指定します。
System
As/Rが独自で持っている、群を抜いて高速な並び替え項目です。
Visible
詳細モードで表示されている項目です。
Hide
詳細モードで表示されていない項目です。
※並び順の速度差に関しては、
一覧の表示速度
を参照ください。
その他に、昇順/降順の指定と、フォルダーを優先するか否かの設定項目があります。
表示方法
表示モードが選択できます。
アイコンサイズ
アイコンサイズを指定できます。
縮小版表示は、アイコンサイズとして分類されておりますので、こちらで選択してください。