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くどいようですが、もう一度案内しておきます。
前回のこちらの記事にて紹介しているように、Ver.17で機能削減を検討している機能があります。
機能を消してからの復活要望は受け付けない予定なので、反対意見がありましたら、あらかじめご意見の表明をお願いいたします。
※上記の記事は、いただいた意見を反映させて更新/追記しています。
Ver.16の詳しい説明と、異なるバージョンの併用について
設定項目の総数と比べると0.3%くらいの微々たるものですが、As/Rにしては引き継がない設定が多めのマイナーバージョンアップになります。
とはいえ今回は、ほぼ見た目の内容に終始しています。
そのため再設定がめんどくさいだけで、業務とか作業とか使い勝手にはあまり影響がないのではないかと感じております。
また、今後はテーマでごっそり設定することを想定していますので、細かく触られることが減っていくカテゴリと考えています。
引き継がない設定項目
- 色・フォント設定にあった、フォント以外の全ての項目
フォントはテーマファイルの対象外なので引き継ぎますが、それ以外は設定の保存場所が抜本的に変わったので引き継ぎません。
- フォルダーバー
OSテーマ(OSダークモードとか)依存のため、色・フォント設定に移動しています。
- クラシックスタイル
- タブ共通
設定場所が分散しないようにするため、色・フォント設定に移動しています。
- 現在のタブと同じパスのタブが存在していたら強調表示(薄緑色)
ON/OFFに加えて配色指定を追加
- ファイル操作エラー時にロック疑惑のあるタブの強調表示(赤色)
ON/OFFに加えて配色指定を追加
- 現在のタブよりも下位の階層のタブの強調表示(紺色)
ON/OFFに加えて配色指定を追加
- (現在のタブ)太字にする
- (現在のタブ)輝度を大きく変えて強調する
輝度を数字で指定するように変更
- (現在のタブ)枠線を付けて強調する
ON/OFFに加えて配色指定を追加
Ver.15とVer.16を併用してインストールする場合
設定画面を見比べて設定したいよ!という需要があるかもしれません。
これって、今までも当たり前のように使えてた小技ですし簡単に説明してましたが、今回は少し詳しく説明しておきます。
前提条件として、Ver.15以前のバージョンが既にインストールされているものと仮定します。
仮に「c:\Asr」というパスにインストールされているとします。
- ユーザー情報の管理ディレクトリの設定の確認
オプション→その他→起動制御に、ユーザー情報の管理ディレクトリの設定があるので確認しておきます。
「アプリケーションフォルダー」になっている場合は、このディレクトリをバックアップしておいても良いでしょう。
- 「c:\Asr」をリネームする
仮にVer.15がインストールされていたとしますので
「c:\Asr15」とかにリネームしておきます。
もちろんAs/Rでリネームしてはいけませんし、外部コマンドの類も全て終了しておいてください。
カスタマイズして、サウンド、ユーザー定義コマンド、プラグインコマンドなどを追加している場合も、同様にコピーしておくと良いでしょう。
- いつものように更新作業を行う
Setting.exeを起動して更新作業を行います。
- ユーザー情報の管理ディレクトリの設定が「アプリケーションフォルダー」になっている場合
「c:\Asr15」の下にある「Ubar」ディレクトリを「c:\Asr」にコピーします。
他の設定になっていれば、この作業は不要です。
- 必要なら「c:\Asr15」の下のAsr.exeのショートカットを作っておく
要らなきゃ要らないです。
Ver.16で大きく変わった画面
Ver.16系で特徴的なスクリーンショットはこちらでして、これを題材に説明していきます。
並べて表示、FDテーマ適用
並べて表示の大幅改修
「コンテンツ」も折り返し表示されるようになったのですが、「並べて表示」の方が影響大きいです。
ファイル名などが、上下の中央に3行でセンタリングされて表示されていたのですが、Ver.16から図のように種類やサイズは下端に寄せています。
ファイル名部分は上に寄せて表示エリアが大きければ、画像の上部中央の「00_長い名前を付けてたファイルを折り返して表示する例のサンプル.docx」のように折り返して表示しています。
これは、CTRL+ホイールでアイコンサイズを変更させることで、長いファイル名のファイルを、まとめて一瞥して確認できるように、という趣旨の改善になります。
あと、ドラッグ選択をする際に、開始の当たり判定が分かりにくいという話もありましたので、詳細などで1行ごとに使われていた「格子色」を使用して、各ファイルの占有エリアと当たり範囲を表現するようになっています。
フォーカス文字の修飾
フォーカスが当たっている「01.html」がサンプルです。
色・フォント設定の中にリスト上のフォーカス文字の修飾が追加になってます。
この見やすさに慣れちゃったので、初期値で「太字」だけONにしています。
他に、斜体、下線、大きいフォント(+2ポイント)を指定できます。
大きいフォントは、目立って良い感じなのですが、表示モードによって長いファイル名が見づらくなりすぎるので意見が分かれそうです。
キー割り当ての初期値の変更
Yにインサイドツリーの表示切り替えを追加しています。
だいぶインサイドツリーを使いやすくなった気がします。
チェックロックモードのチェックボックスイメージの変更
小さいディスプレイで見にくいな・・・と感じるようになったので、やや大きく、また目立つ配色に変更してみました。
気に入らなきゃ、スキン画像は自分で描いてくださいというスタンスの物なのでご了承ください。