ログバー
ログバーに関しては、表示されているログの全削除しかコマンドがありませんので、特別な操作は何もありません。 通常の作業をしている際に、パラパラとメッセージが流れていきますので、これを愛でるという使い方になります。 裏で一生懸命動いている仕組みの一端が垣間見えるでしょう。 主たる目的の一つとしては、リモートデスクトップや仮想PCなどのレスポンスの遅い環境で、バックグラウンドで動いている処理や、各種アクションの動きが明確になるので、確実な操作を確認できるかと思います。 画面イメージは、こんな感じでデバッグバー
色んな開発ツールを触っていると「デバッガ」と名乗るのが申し訳ない感じがする低機能っぷりですが、簡易スクリプト機能としては必要十分な規模かなとも思います。 要望があれば・・・たぶん若干名の常連さんしか挙げてくることは無いと思っていますが、機能強化はやぶさかではありませんので、できるできないはともかく、要望を言うだけ言って欲しいところではあります。 基本的な動きはScriptTracer(スクリプト内に「debug」と書いて、ScriptTracerを別途起動しておくことで連動する外部アプリ)とあまり変わりありません。 現状、変数の値の書き換えなどできませんので、内部情報を見ながら分岐などの動きを見みる、というものになります。 前回も軽く触れましたがScriptTracerとの違いは、ブレイクポイントが設置でき、停止/中断/再開が可能であること。 include文の動作がScriptTracerは呼びだしたスクリプトに潜る動作をしますが、こちらは単なる命令の一つとして扱う点が異なります。 あとScriptTracerとは異なり、実行前にファイル読み込み機能を使って、事前にファイルを読み込んでおかなければならないという点が異なります。 ※細かいことを言うと、ファイル読み込みタイミングと、スクリプト実行タイミングが違うため、テキストエディタ等で編集しながらデバッグする際には「再読み込み」コマンドなども併用する必要があります。機能名 | 概要 |
---|---|
ファイルを開く | ファイル選択ダイアログで、開くスクリプトファイルを指定します。 D&Dでファイルを開けるんで、あまり使われない予感がしますが、一応載せてます。 |
ブレイクポイントの設置と解除 | ファイルを読み込むと活性化。スクリプトの実行時に止めるブレイクポイントの設置と解除をトグルで行います。 空行やコメント行、if文の判定で通らない行などにブレイクポイントを設置してしても処理しない行なので止まりません。ご注意ください。 |
全てのブレイクポイントを削除 | 設置されたブレイクポイントをすべて削除します。 |
実行 | ファイルを読み込むと活性化します。 読み込んだスクリプトを実行します。 |
ステップ実行 | ブレイクポイントで停止状態のときに使用できます。 スクリプトを1行ずつ実行します。 |
中断 | スクリプト実行中に押下することで、スクリプトを中断します。 ブレイクポイントで停止中でなくても中断できますので、無限ループに陥っているスクリプトも停止できます。 |
ヘルプ表示 | オンラインヘルプのスクリプトのページを開きます。 間違って押しそうなので削除するかもしれませんが、凝ったスクリプトを作るときは必須なので(作者の癖に文法覚えてない)悩み中です。 |
コマンドメニュー | 上記のコマンド以外にも、ファイルの再読み込みとか、メニューに並んでます。 |
動作設定 | タイトルバーとかツールバーとかの表示制御です。 |