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ローカルのサムネイルキャッシュ生成(CreateLocalTumb)
本機能は、As/R専用のサムネイルキャッシュを生成する機能です。
現在のディレクトリに、As/R専用のサムネイルキャッシュを生成します。
この機能は、オプションの
「現在のディレクトリにキャッシュファイルが存在していたら読み込む」の設定が有効になっている場合に使用されるキャッシュファイルです。
なお、Windowsのシステム詳細設定のパフォーマンスオプションで(システムのプロパティの、詳細タブのパフォーマンスの設定ダイアログです)で、「アイコンの代わりに縮小版を表示」のチェックを外している場合は、サムネイル画像が生成されないのでご注意ください。
本体とのインターフェイス
転送モード | 通信内容 |
1回目のD&D |
なし |
WM_COPYDATA |
なし |
共有メモリ |
なし |
起動条件:実体を持つディレクトリ
コマンドラインオプション:キャッシュを生成する対象ディレクトリ
Start/Stop
キャッシュファイルの生成の開始と停止を行います。
動画などの、サムネイル画像生成に時間がかかるものもありますので、停止まで若干時間がかかる場合があります。
生成されるキャッシュのサイズは、オプションの
「サムネイル画像の原版のサイズ」で設定された画像のサイズになります。
生成が終わると、ダイアログを自動的に閉じられます。
複数起動させて動作させると、OS側から過負荷により画像生成が拒否されて画像が欠落する場合がありますのでご注意ください。
Deletel
現在のディレクトリに存在するキャッシュファイルを削除します。
削除対象となるファイル名は以下の通りで、存在しているもの全てが削除対象です。
「~asrdic[可能性がある全ての画像のサイズ].~」
「~asrimg[可能性がある全ての画像のサイズ].~」
Cancel
ウィンドウを閉じます。
フォルダを出力する
フォルダーもサムネイルの生成の対象にします。
サブフォルダを対象にする
フォルダーもサムネイルの生成の対象にします。
ローカルサムネイルキャッシュと思われるファイルが存在する場合は削除する
サブフォルダーが対象の場合は、何度も問い合わせされる場合があります。
またネットワーク上のNASなどの応答が遅いメディアの場合、削除候補を完全一致で全て探すので速度が遅い機能です。
本来は対象フォルダーの数が少ないケース用の機能なので、数が多いことが見込まれる場合は別の手段で削除することを検討してください。
※検索機能を使う例を挙げておきますが、ファイル名の検索条件を「~asr*.~」のようにして下位階層まで検索した結果を削除するとすばやく処理できるでしょう。
補足
現在のディレクトリに、現在のサムネイル画像のサイズでキャッシュファイルを出力します。
ファイル名は以下の通りで、フラットテキストとビットマップで出力されます。
「~asrdic_[画像サイズ].~」・・・辞書ファイル(BOMなしUNICODE)
「~asrimg_[画像サイズ].~」・・・画像イメージ
それぞれ隠し属性+システム属性が付与されますので、これらを配布しないようにご注意ください。
※Sambaを使用しているNASなど、隠し属性が付与できないメディアの場合は付与されません。
画像サイズは、上記の設定で決定される数字であり、アイコン表示モードとは無関係なのでご注意ください。
性能の高いPCなどでNAS上でサムネイル画像のキャッシュを作成し、タブレット機などで閲覧といった用途を想定しています。
この運用事例では作成PCとタブレット機でサムネイル画像のサイズの設定を揃えておく必要があります。
※辞書ファイルを精読すれば分かると思いますが、リネームや削除が発生した場合にキャッシュファイル上に情報が残ります。
ファイルの増減や名称変更などのメンテナンスが終了して、ファイル構成がある程度固まってからキャッシュファイルを生成するという運用をお薦めします。
※現在のバージョンでは、テキストの内容を描画したサムネイル画像は保存されません。
通常のアイコン画像に置き換えられますので、テキストファイルのサムネイル運用をする場合はご注意ください。