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フォルダーにドラッグアンドドロップ


 マウスのドラッグアンドドロップは、いくつか機能を使い分けることができます。
 左ドラッグアンドドロップと、右ドラッグアンドドロップは全く動作が違うので、注意してください。

左ボタンを押しながらドラッグアンドドロップする場合

  1. 実体を持たないアイテムをドロップした場合
    シェルのドロップ動作として、同期モードで処理が行われます。
  2. 実体を持つアイテムをドロップした場合
    標準の設定では、内部コマンドの「バックグラウンド処理」が行われますので、即座に応答が帰ってきます。
    その他の内部コマンドとして、「同期モード」(シングルスレッド動作)がありますが、こちらはコピー/移動の終了を待つので、あまり使い勝手が良くありません。
    「バックグラウンド処理」ではセキュリティ属性などのコピーや、リンクファイルの同時操作を行いませんが、「同期モード」ではOSの動作に従います。
    作業の内容によって設定を切り替えて運用してください。

 また設定で、拡張コピー/拡張移動などの、外部コマンドを呼び出すことも可能です。
 オプション:共通操作

 ※補足
 ごみ箱からのドラッグアイテムは、実体を持つ仮想名称のアイテムであるため、ドラッグしているアイテムチェックしています。
 そのため、ごみ箱が作成できないドライブのルート直下の$Recycle.binなど(OSやHDDのフォーマットの種類で異なります)の下にあるアイテムも仮想アイテムとみなされます。

右ボタンを押しながらドラッグアンドドロップする場合

  1. シェルの処理選択メニューが表示されて、常に同期モードで処理が行われます。
    バックグラウンドで他の作業を行うことはできませんので、ご注意ください。

マウスドロップの動作コマンド

 メインメニューにて、マウスによるドラッグアンドドロップの標準のコマンドを指定することが可能です。
エクスプローラー互換同一ドライブならば移動、異なる場合はコピー
コピー固定常にコピー
移動固定常に移動
※ユーザー定義バーに対しては、その性質上ターゲットのフルパスフォルダー名が見えないため、誤操作防止の観点からコピー固定になっています。

標準のファイル動作の強制指定

 キーボードの組み合わせで、標準のファイル動作を強制的に変えることが可能です。
Shiftを押下ファイルの移動
Ctrlを押下ファイルのコピー
Shift+Ctrl押下ショートカットの作成