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アプリケーションの構成

 アプリケーションのインストールフォルダーおよび、ユーザー個別の設定を格納するフォルダーには下記のフォルダー構成になっております。
 個々のファイルの詳細に関しては、別途説明の項がありますので参照ください。
 まずは、最初に必要になるであろうインストールフォルダー内の説明をします。

●配布書の形態

 配布形態には「改竄検出の署名あり版」と「改竄検出の署名無し版」と、「7Zip版」と「Zip版」の組み合わせで以下の3種類のリリースが行われる可能性があります。
 それぞれ、ウィルススキャンソフトによる誤検出の傾向が異なりますので、ご注意ください。
 配布ファイルは以下の3種類のどれかであり、サイト容量の都合で最終的に「改竄検出の署名なし(7Zip)」のみ残します。
配布書庫タイプ圧縮
技術
配布書庫の
サイズ
中間ファイルリリース
タイミング
誤検出の特徴
改竄検出の署名なし
(7Zip)
7Zip
(5~6MB程度)
なし
data.7zを直接展開
常時書庫内ファイルのexeやdllやtxt、各種画像などの数に比例して誤検出されます。
主にMicrosft Defenderなどのパターン定義に依存する製品で、誤検出が発生します。
As/Rは配布書庫内に400以上のファイルを含んでおり、かなり規模の大きいアプリケーションですので400倍以上ほど誤検出されやすくなっております。
改竄検出の署名あり
(Zip)
Zip
(12MB超)
なし
data.datを直接展開
最新版だけexeが1個なので、パターン定義型では、ほとんど誤検出しません。
ただしファイルの中身を見ないで判定する製品が誤検出します。
主にGoogle社のブラウザ、ESET社製品などがこれに該当し、これらの会社が読み込めないデータファイルは全て悪意があるものと誤認します。
最悪Google社のブラウザによりサイトごとブロックされかねないので、長期公開はいたしません。

※何らかのパスワード付きの自己解凍書庫ファイルをインターネット上に置くことで再現実験できます。
改竄検出の署名あり
(7Zip)
7Zip
(6~7MB程度)
あり
data.7zを生成
緊急用

●配布書庫直下に存在するファイル

※これらはインストールフォルダにコピーされません。
コマンド概要
InstAsr.exe 配布用データファイルをテンポラリディレクトリに展開し、アプリケーション配置のために「Setting.exe」を起動します。
アプリケーションのインストールは「初回インストール時」、更新は「アプリ更新」を参照ください。
インストールも更新も、単純なファイルのコピー/上書きなのですが、ディレクトリ構造が複雑で手作業での作業は厳しいため、これらを自動化するツールを用意しております。
なおSetting.exeの終了時に(インストールの有無に関わりません)、テンポラリディレクトリに作成した一時ファイルはすべて削除されます。
※InstAsr.exeは、Setting.exeの存在を意識させないような作りになっております。
 Setting.exe自体も、インストール先には複製さず、自動的に削除されます。
※InstAsr.exeのコマンドラインオプションに「/t」を付けると、InstAsr.exeと同じディレクトリにユニーク名称の一時ディレクトリを作成し、Setting.exeの動作が終わっても自動削除しませんので、ファイル配置の動作や配布書庫の中身を確認することができます。

InstAsr.exeは同じディレクトリに、配布ファイルが揃っていることを確認した上で処理を行いますし、構成ファイルの欠落やチェックサムの異常などでエラーが見つかれば処理を中断します。
(配布zipファイルを解凍しないで実行したというトラブル事例が多いための措置です)
署名ありdata.datアプリケーションを構成するexe、dll、各種画像、定義ファイルなどを圧縮して、自己解凍形式にしたファイルです。
度重なるウイルススキャンソフトの誤検出を受けた結果、7Zipの自己解展開書庫に改ざん検知用の署名をしています。
署名ありdata.dat.sumdata.datのチェックサムです。
ダウンロード失敗や、書庫ファイル自体の改ざん、展開時に余計なデータなどが付与されていないか検証するためのものです。
署名なしdata.7zアプリケーションを構成するexe、dll、各種画像、定義ファイルなどを圧縮した7Zip形式のファイルです。
改ざん検知用の署名がない配布ファイルの場合はこちらが同梱されています。
history.txt更新履歴、署名で使うキーファイルの一つです。
How to uninstall.txtアンインストールの仕方、簡易ドキュメント
How to update.txtアップデートの仕方、簡易ドキュメント
最初に読んでくださいreadme 1st.txt初回導入用の簡易ドキュメント

●インストール先のファイル

コマンド概要
Asr.exe本体、コマンドラインは起動時に新しく開くパス(タブの構成を保存しないモード)、タブセット番号が指定できます。
AsrLoad.exeローダー。コマンドラインで各種フォルダーを開く再に、ジャンプ・新しく開く・バックグラウンドで開くなどの動作を指定できます。
Associate.exe関連付けツール(管理者権限が必要です)
Unreg.exeアンインストール用ツール
NewCommand.templateスクリプトのテンプレート

●インストール先の階層化のディレクトリの使用目的

 機能改修に伴い、拡張されている場合が多々あります。
アプリケーションのインストールフォルダー
├─ command・・・各種コマンドの格納フォルダー
│ ├─ CmdPlugin・・・コマンド型のプラグイン(旧作のプラグインが使用可能)格納フォルダー
│ ├─ Default・・・標準コマンド格納フォルダー
│ ├─ PvPlugIn・・・プレビュー用のプラグイン格納フォルダー
│ ├─ Sound・・・音声ファイル格納フォルダー
│ ├─ User・・・ユーザー用のコマンドの配置フォルダー
│ └─ Viewer・・・標準のビューア格納フォルダー
├─ img・・・画像フォルダー
│  └─ Default・・・デフォルトスキン画像フォルダー
│   ├─ AddressBar・・・アドレスバーの画像
│   ├─ Bar・・・各種バーのアイコン
│   ├─ Check・・・チェックボックスの画像
│   ├─ icon・・・ユーザー定義バーの特殊アイコン
│   ├─ LookDir・・・フォルダー監視モード用のアイコン
│   ├─ Tab・・・タブバー用のアイコン
│   └─ ViewMode・・・表示モード用のアイコン
├─ InitTemp・・・初期値用のテンプレート(Setting.exeや、設定の初期化、各種設定で必要なテンプレートの格納元として使用します)
│ ├─ Bar・・・サンプル用のユーザー定義バーの部品
│ ├─ Menu・・・メニュー用スクリプト
│ ├─ Theme・・・テーマ定義ファイル
│ ├─ Tablet・・・タブレット支援バーで表示器切り替えを行うアイコンやスクリプト
│ └─ Script・・・初期スクリプト
├─ Lang・・・エラーメッセージファイル格納フォルダー
└─ StatusImg・・・ステータスバーアニメーションスキン格納フォルダー
   └─ Default・・・デフォルトスキン画像フォルダー


ユーザー情報の格納フォルダー
├─ Bar・・・ユーザー定義バー管理フォルダー
│ ├─ Favorite・・・お気に入りバー管理フォルダー
│ └─ Launch・・・・ランチャバー管理フォルダー
├─ Menu・・・メニュー定義ファイル格納フォルダー
├─ Script・・・スクリプト格納フォルダー
├─ Theme・・・テーマ定義ファイル
└─ Tablet・・・タブレット支援バー関連の管理ディレクトリ、アイコンキャッシュ/キャッシュインデックスファイル生成
  ├─ Icon・・・各スクリプト用のアイコン画像
  └─ TabletAssist・・・各モードへの切り替えスクリプトの格納ディレクトリ
     ├─ EditorMode・・・編集モードの際に表示するスクリプト
     ├─ FileManageMode・・・ファイル管理モードの際に表示するスクリプト
     ├─ ShellMode・・・シェル実行モードの際に表示するスクリプト
     └─ ViewerMode・・・ビューアーモードの際に表示するスクリプト