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※このオンラインヘルプはFireFox 123.0.0、執筆時点での最新版のMicrosoft Edgeで動作確認してます。
IE7~11など、旧世代のブラウザでは一部表示できない項目があります。 各世代のバージョンの概要は「各バージョンの世代ごとの概要」を参照ください。 概要
ファイル一覧を起点としてPCの操作全般を効率的に行う目的の、エクスプローラー風のファイラーです。
前作は公開して十数年が経過し、前提としている環境が文字通り桁違いの進化を遂げたため、基本設計が時代遅れになってしまいました。 そのため、最新のトレンドも多数取り入れつつ根本から作り直しました。 その結果、基本コンセプトから全く異なる別のソフトになっています。 前作と比較して、本体サイズが減少しているにもかかわらず、桁違いの表示速度や拡張性、相変わらずの多機能という、一見して矛盾しそうな特徴を併せ持っています。 良い点の裏返しでもありますが、自由度が高すぎ、機能数が多すぎるため最初は戸惑うと思います。 使えるところから慣れていき、気が付いたらPCの操作全体が何倍も早くなっていた・・・という流れを推奨しています。 特徴(良い点)軽量
様々な機能を持つ外部アプリケーション郡と連携して統合環境を提供するソフトウェア郡です。
そのため使用頻度の低そうな機能が増えても本体サイズに影響を及ぼしませんし、総機能数に対して本体サイズは極めて小さいと言えるでしょう。 もちろん個々の外部アプリケーションは完全に独立しているので、マルチプロセスで作業の並列化が行えます。 本体機能も、多くの処理がマルチスレッドに対応しており、応答性が高くなっています。 ※アイコン取得やファイル情報の取得で、HDDやメモリに負荷をかけられていると情報の取得をやめて負荷をかけないようにするような動作をしますので、エクスプローラーのようにバックグラウンドで延々と動作し続けて著しくバッテリーを消費するようなことはありません。(これはWindows 8.1/10の標準動作と比較した機能紹介です) ※画面の自動更新の検出時の負荷が全く上がらない仕組みとして、一覧生成時に更新検出用のインデックスをメモリ内に生成しています。 そのため10万ファイルを超えたあたりから省メモリとは言えなくなります。 高速
本体部はマルチコア対応しているためCPUコア数が増えれば性能が上がります。
30万ファイルの一覧表示が1秒以下で応答を返すように調整しております。(現在の作者環境で0.7秒前後) 100万ファイルあるフォルダーで、ファイルの更新/削除/追加/リネームなどの当たり前の作業が、当たり前に行えるように作られています。 (エクスプローラーだと1ファイルの更新を受信すると2分くらいCPU負荷が上がりっぱなしになりますが、As/Rだとミリ秒単位で処理が終わります) もちろんSSDや、RAMディスク等の高速なハードウェア環境であるほど、より本ソフトの本来の性能を発揮しやすくなります。 作者が使用している(2023年時点で現役)、かなり貧弱なローエンドのAtom Z3775搭載PCで快適に動作する前提で設計されています。 ※比較の目安として、エクスプローラーのファイル一覧の表示速度と比較すると、コンスタントに7~8倍程度の速度差がありますが、最悪のケースだと400~800倍の差が付くこともあります。 ※設定やハードウェアやソフトウェア環境に強く依存します。これらは作者のテスト環境のWindows8.1/10/11のまっさら状態での数値です。 多機能
メインメニューやツールバーには厳選して絞り込んだ機能の配置にしているので、同種のソフトと比べて極端に機能が多すぎると感じることは少ないと思います。
しかし十数年作り続けたファイラーの機能の多くを継承しているため、メインメニューに存在しない機能やコマンドが大量にあり、「2~3年に1回くらい使うかもしれない」というレベルの機能が多く、作者ですら実際に使った事のない機能の方が多いです。 「○○ということをしたい」と思った時に、ヘルプを調べてみると操作性が統一された同梱ツールが見つかるという運用を想定しています。 拡張性
ショートカットキーは300個くらい割り当て可能なキーセットが9セットもありますし、ユーザー独自のコマンドも数千個追加できます。
他の方が作られたアプリケーションを組み込んだり、スクリプトによる連動コマンド/連続コマンド/関連付けコマンドなどが作れますし、プラグインでプレビュー可能ファイルを増やしたり、ツールバー/メニュー/お気に入りなどの各種バーを増やしたり、機能拡張パックなども別途提供しております。 各種画像やテーマなどで見た目を大幅に変更する遊び要素も多分に含んでおります。 64ビット版/32ビット版の提供
統合アーカイバDLLを使用する関係上、64ビット版の中にも32ビットアプリケーションが混在していますが、それぞれ本体から分離されておりますので、あまり連携を意識しないで済むようになっています。
ユーザーインターフェイス
操作系、アプリケーション構成ともに、幅広く対応しています。
操作系として、キーボードのみ/マウスのみで操作可能ですので、キーボード派/マウス派/タッチパネル環境を問いません。気分によって使い分けが可能です。 マウスジェスチャや、タグによるファイル管理、タブレットやスマホに良くあるアイテムにドロップしてフォルダへ格納するといった、Windowsからはみ出したUIも多数備えています。 また、各種の機能画面は前回の状態を覚えていくので、使い込むほど作業効率が上がっていくでしょう。 アプリケーション構成として、MDI型、タブ切り替え型、多画面ファイラー型、2画面型の側面を持っており、臨機応変に使い分けができます。 ※タブ切り替え型と紹介されることが多いですが、それはごく一部の特徴を紹介したものにすぎません。 ※Ver.7からタブレット環境を意識したインターフェイスが追加されています。 特徴(悪い点)高負荷時の応答性が悪い
システム全体に高負荷がかかっている時には、外部アプリケーションの起動が遅くなる場合があります。
特にメモリが枯渇している環境ではもたつきます。 内蔵のコマンドと使い分けをすることで、回避運用は可能なのですがアプリケーション全体像を知らなければならないので難しいでしょう。 ※たかが数十KBの外部コマンドの起動にもたつく環境は、他のアプリの起動も大幅に遅延しているはずなので、メモリを増設するか運用法を見直すことを推奨します。 慣れるまで時間がかかる
機能数が多いので、何ができるのかを把握するまで時間がかかるでしょう。
もちろん、全機能を把握する必要など全くないのですが、使いこなしていると言う達成感は少ないそうです。 また基本的に作者が自分のために作っているソフトウェアであるため、初期の設定値が一般的なものとは違う場合が多々あります。 (一般向けに、かなり歩み寄りしているつもりですが、不十分らしいです) 特に、タグによるファイル管理の仕組みや、画面分割/比較モード、テキストや画像データの貼り付け、チェックボックスの動作などなど、エクスプローラーに存在しない機能や考え方が多数ありますので、戸惑うのも致し方ないかと思います。 ウィルススキャンソフトに良く誤判定される
ウチのせいじゃないと思いますが、トラブルが多いので特徴と言えるでしょう。
執筆時点でソフトの公開を始めて約37年、サイト開設から約25年ほど経過していますが、配布書庫を作成するPCに一度もコンピューターウィルスに感染させたことも、配布したこともありません。 それに対して、誤判定されたのは数千回にのぼります。 (12年前に8千回で数えるのをやめたので、万の単位であることは確実です) 自己増殖、バックドア、不正送信など、悪意ある挙動が存在しない、誤検出であることは検体の提出をすればウィルススキャンメーカーの方が証明してくれるとは思いますが、特に本作は配布書庫内に120個以上のEXEファイルや、DLLなどのバイナリファイルが含まれている、かなり大規模なアプリケーションです。 そのため、ファイル数が少ないソフトと比べて誤判定される可能性が高い(単純に120倍の高い確率)「ソフトウェア群」であることを、あらかじめご承知ください。 ※ブラウザによるブロックはファイルの中身を見ずに判定していたので、理由の回答を求めるのは不可能と考えられます。 |