Ver.10で正式な機能に昇格しましたので、こちらのページも参照ください。
タグによるファイル管理
利用シーン | シェル情報の更新 | 副ストリーム | 独自タグ情報 | 備考 |
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一覧の可否 | × | × | ○ |
付与したタグを一覧でまとめる 付与したタグの把握しやすさやメンテナンス性に影響する |
検索の可否 | △(※1) 専用ソフトも別途ある | × 方法なし 実装するにしても遅い | △ 作成の余地あり 作り手次第 | タグ付けの主目的の一つ |
移動時のタグ保持 | ○ | △(NTFSに限る、圧縮で失う) | ×(※2) | ファイルを移動した時にタグ情報を保持できるか |
情報共有しやすさ | ○ 常に共有 | △(NTFSに限る、圧縮で失う) | × 共有不可 |
情報共有というメリットに着目すれば、ファイル自体に情報が記載される方式が有利だが 「情報漏洩しやすさ」という情報共有のデメリットに着目すれば、優位性は逆転する |
OS依存 | × 強く依存する(※3) 仕様の保証も無し | △ NTFS依存 ReFSで未対応で将来性の不安 | ○ 依存しない | OSに対する依存度が低い方が将来性への保証となる |
ファイルの同一性の保証 | × ファイルヘッダ書き換え 同一性が完全に失われる | △ 使用するストリームの内容を更新 タイムスタンプ失う | ○ 破損無し | タグを付ける前後で同じファイルであるか否か |
対応可能拡張子 | × 情報ヘッダのあるファイル限定 | ○ 制限無し | ○ 制限無し | 特定の拡張子を持つファイルのみの対応か |
実装のしやすさ | △ 実装規模は最小(※4) | △ ちょっと大変 | × スゲェ面倒 |
シェル方式の場合はMP3などのようにタグ情報にバージョン番号があるような物への正確な対処は無理だし破損の可能性すらある 副ストリームの場合は、影響を与えないストリーム名の調査が必要。 独自方式は調査不要だがフルスクラッチ |
同一フォルダでの一覧性 | ○ 詳細のカラムに追加可 | △ ツールチップのみ 速度犠牲 | ○ ツールチップ アイコンオーバーレイ | 他の機能の速度に影響を与えないことが前提 |
複数の情報格納 | × ファイルフォーマット依存 | ○ 際限なしに増加可能 | ○ 設計次第 | 色分けタグを付けるとか、任意の表現手法が取れるか否か |