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Ver.5.10の話
えー、すごくぶっちゃけた話します。
Ver.5.00は前振りの準備段階に過ぎません。
Ver.5.10こそ、本気のXP排除です。
というわけで、新しいAPIセットも一通りテストが終わりましたので、ボチボチβリリースに向けて準備しています。
やっぱり影響範囲が広いので、いろんな人にテストしてもらわないと信頼を得られませんので、βテストのご協力をお願いします。
ただですね、予想通り地味で、変化に誰も気づかれない感が満載です。
というわけで、ちょっとアピールしておこうかと思った次第です。
しばらく使ってみて思ったのですが、各種のファイル操作の速度は確かに向上してます。
あれ?もう終わってる?と思うこと何度となくありました。
もちろん改善される操作と、大差ない操作も混在していますし、API内部の動作なので詳しい改善の原理は分かりません。
特にWindows8系+SSDだと特に恩恵が大きく、それ以外でも1〜2割程度は向上しているように体感しています。
もっとも具体的には、今まで30秒かかっていたファイル操作が25秒くらいで終わる・・・って事なんですが・・・び、微妙ですよねー(--;
おそらく性能向上した部分も言われなきゃ分からないレベルだと思います。
操作性って所では、アンドゥが使えるシーンがやたらと増えてるので、操作のシナリオが変わっているケースも多々あります。
特に「一括リネーム」は大きく性格が変わったソフトに変わってます。
ただこちらもぱっと見、何も変わってないように見えるんですが、As/Rのスクリプトエンジンやら、正規表現エンジンやら、山盛り搭載されてまして、exeサイズが88KB→206KBと、当社比230%ほど肥大化してます。
わりと、よそ様の一括リネームソフトとは異なる方向性の差別化のアプローチになってきたんじゃないかなと思います。
というわけで山盛り機能拡張しちゃった「一括リネーム」コマンドは、メインメニューや、ツールバー、キー割り当ての設定などが崩れている可能性がなきにしもあらずです。
表示が崩れているもの、追加されてる機能が表示されなかったり、追加された機能の新しいキー割当てを使いたい場合は、ヘルプの「インストール」→「更新の方法」を参考に、「一括リネーム」のカスタマイズ画面からリセット & 復旧してください。
(この辺りは、追々初心者向けコンテンツにも解説記事を記載していこうと思ってます)
あと、さりげに大きい所では、ほとんどの外部コマンドを単独で使用できるように変更されてます。
あんなオマケソフト達を単独使用するなんてあまりないと思いますが、ちょいとトリッキーだったり、ちょっと凝った使い方が可能になります。
例えばですね
1.ファイルを選択して「名前の変更」コマンドを実行してダイアログを表示
2.選択ファイル間違ったのに気が付いた
3.別のファイルをドラッグアンドドロップで渡すことで処理対象ファイルを入れ替える
なんてことができます。
多分、デフォルトで割り当てられているCtrl+Hが、じわーっと役に立つかもしれません。
後はそうですね、こんな操作シナリオも良いかもしれません。
1.Finなり、エクスプローラーのファイル検索なりで「*.txt」を検索する
2.「テキスト文字コード変換」へドロップ
本来のUIではサポートされていない、下位階層のテキストファイルの文字コードを一気に変換ということもできるって訳です。
まぁ、使い方はノーサポートなんで工夫してください。
さて当面はやりきった感がヒシヒシとするので、私が起点になるような本体更新はしばらくお休みです。
強いて言えば、基本性能を落とすのでガン無視してた機能もチラホラ考えてますし、解決のめどが全く立ってない技術的な課題を、のんびり研究しようかなという感じです。
いずれにしても、ペースダウンは必至ですね。