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Ver.5に向けて進む前に



 2014年4月9日、MS社のXPのサポート終了日に向けて色々迷走しましたが、この期に及んでXPのシェアの割合が減らなかった・・・むしろ増えてるみたいですし、あと1年くらい待ちましょうかと言う判断です。
 増加傾向ってのが、移行作業による一時的なものと思いたい・・・
 個人的には、悪しき意図のもとに踏み台にされて他人の迷惑になるからXPの利用はやめてーって思いますけど、こればっかりは何ともしがたいですね。


 というわけでVer.4系でXPを完全サポートする方向で調整しています。
 (Ver.4.75時点での動作確認と言うことで、動作確認対象からは外れます)
 要するに3系の配布終了を目標に設定しなおしました。

 もちろん、XPでは動作しない設定、表示モード、動きや表現の違いがVer.1の時点から多数ありますので、それらの情報を整理する必要がありますし、ヘルプも拡充する必要がありますので、いささか時間がかかると思いますが、気長にお待ちいただければと思います。
 というわけでXPで完全に起動しなくなるVer.5系の2本立てにしようと思います。

 なお、Ver.5登場した時点から、Ver.4系は向こう1年程度を目安に単独リリースも考えています。
 無論、メンテナンスモードなので致命度の高い不具合以外の修正は行いませんし、機能追加もしないつもりですけどね。
 またXPでも稼動できる最終版という事で、わりと長めに配布期間を設定するつもりです。



●OSごとの違いまとめ

■XPでの制限事項

ツリー
・新型ツリーモードが使用できない
・圧縮フォルダーが展開できない
・アイコン画像の遅延描画をしない

各種バー
・ちらつき防止のダブルバッファリングを行わない
・システムテーマが適用されないのでクラッシックコントロールになる

内部構造
・Vista以降:フルパスで情報生成/XP相対パスで情報生成
・マイドキュメントを発見したら、デスクトップ以下に強制移動する
(Vista以降はユーザーディレクトリを検出したらデスクトップ以下に強制移動)
・ネットワークプレースの場合、ステータスバーにサポート対象外フォルダと表示される
・一覧の生成のための走査エラーが出た場合、XPは非表示
・アイコン画像の取得方法でVista以降とキャッシュ画像の取得方法が異なるためフォルダー単位で速度差がある

リスト表示
・一覧、詳細一覧、並べて表示でチェックボックスのサイズが異なる
・ちらつき防止のダブルバッファリングを行わない
・アイコンサイズを変更する際に、チェックボックスのサイズが変わるのでリストの一覧状態をリセットする
・アイコン表示モードの場合のレイアウト補正/幅寄せなし
・コントロールパネル配下で、NetHood配下であればリストをクリック実行した際に強制的にシェル実行にする
・リストでクリック実行をした際の警告を、XPは設定で完全にOFFにできる(OSに準拠の動作)
・縮小画像のキャッシュの扱いの設定が無効
・サムネイル画像の生成処理はVista以降と全く異なるため速度差がある

その他
・GDIリソースの上限検出のための独自ヒープ監視処理がある
・新規作成コマンドのシェル文字列の展開で、末尾の¥記号を補正する
・権限の自動昇格を行わない(UACが無いので無意味なため)
・権限のトレース表示コマンドが無反応(UACが無いので無意味なため)
・タブバーのドライブ名アイコンのフォントがXPはMS Sans Serif、Vista以降はGeorgia
・「コントロールパネルの実行」コマンドで開いている対象が「コントロールパネル」(Vista以降は「マイコンピュータ\コントロールパネル」)
・システムテーマが適用されないのでクラッシックコントロールになる


■Vistaでの制限事項
・新型ツリーで読み取り専用の色分けがされない
・リストのクリック実行時のコントロールパネルの判別が2種類存在する(7以降、コントロールパネルは2種類存在するため)
・サムネイル画像の拡大/縮小に最適化された画像モードを使えないため遅い


■Windows7での制限事項
■Windows8での制限事項
■Windows8.1での制限事項
 特に無し

■その他
並べて表示/コンテンツモードの表示項目
・XP/Vista/7/8/8.1の全てが別物