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　Ver.2.5.0のβ２と巨大なネタについて


　えー赤い彗星版はVer.2.0の頃にテスト実装した挙句に諦めた、Windows7の特定のフォルダーによって一覧表示に失敗する「場合がある」という致命的な問題を、潰しきれていませんでした。
　Windows8は検証不足の感はありますが、OSバグなんで修正されている可能性が高いだろうなと思いつつ、やっぱり再現しやがりません。

　というわけで、そういうフォルダーなら数十万ものファイルが存在するなんて考えにくいですし、失敗してたらシングルスレッドでやり直せば良いじゃないという事で、リトライコードを実装してみました。
　まぁ、1フォルダー（ライブラリフォルダ）に数十万も放り込んでるのなら、整理しろよという事で・・・それでもエクスプローラーよりは何倍も速いからさ・・・という感じです。

●高速化に関する問題点について
　主な変更点は、ステータスバーに「並列処理で情報が取得できないフォルダーのため、リトライしました」と表示されるケースはリトライしてます。（正常系）
　想定外の異常系は、「(Sorry. cannot get name.)」とファイル名のところに表示されるパターンと、何も表示されないパターンです。

　念のためではありますが、これらが発生しましたら以下の情報をご提供ください。

1.発生したフォルダーのアドレスバーの色は何色ですか？
2.問題が発生するパスを正確に記述してください。
　（オプション→リスト→表示→アドレスバーの書式を「仮想名称も実体名」に変更してください）
3.ソート順を「ソートなし」にしてリストの先頭に何が表示されていますか？
4.現在の並び順、表示モードは何になっていますか？


フルパッケージ Ver.2.6.9.3849（x64/x86同梱）
フルパッケージ Ver.2.6.9.3848（x64/x86同梱）
※原因は特定できていませんが、ツリーの展開ができない致命的な問題の報告があったので差し替えました





●巨大なネタに関して
　前振りが「巨大なネタ」という事で、期待した方ごめんなさい。
　きっとガッカリすると思う話です。

　ソースコードが20万行超えてました。
　As/Rを作り始めたころに見積もったとき、約26万行くらいを想定していましたから、ようやく78％くらいでしょうか。
　まだまだ先は長いようです・・・。

　ただこれ、フリーソフトの規模としては、かなり非常識な規模です。
　これが一般的にどれくらいの規模なのか、わりと分かりやすい目安の物ができました。

　今回は、ランタイム不要版作ったんですわ。
　どれくらいのサイズかっつーと、解凍した後のサイズが229MBほどあります。



　たかがファイラーのくせに、アプリサイズが229MBって、まぢバカじゃね？




　そんな規模のものを無料で提供するなんて、他人がやってるの見たらバカだと思います。
　インストールデータがCD規模になるようなものを個人で作るとか、どんだけ暇人なんだと他人事なら呆れます。

　まぁ、これあまりにもデカいんで、サイトの転送量を圧迫するようであれば、公開をやめるか、Vectorさんにお任せするかもしれません。


　はるか昔、16KB？そんな広大なメモリ空間で何すんのよ？！とか、真剣に思ってた時期もありましたよ。えぇ。
　今回ＭＯのサイズを超えてしまったわけですが、ＣＤのサイズを超えるのも、そう遠くない話かもしれません。
　・・・ＭＯってナニ？と言われそうですが。

　いやー今回、かなり自己嫌悪しているんですよ。
　特に一番の問題は、開発環境がWindows7で搭載メモリ8GBの環境なんですが・・・一括でビルドするためには物理メモリが10GBほど足りてません。
　しかも残念ながら、あと2年近く買い替えは無しの予定です。
　身の丈をわきまえないとはこの事ですな・・・orz