Top  上へ  目次


 概ねVer.12.8系の辺りに向けての話です。

 仕事をテレワークでするようになって、最近では会社画面と手元の作業画面と二つ表示させるようにしています。
 せっかくなのでと、4Kディスプレイを購入して外付けにしているわけですが、実に見苦しい。

 というわけで、最近の高DPI環境向けの対応をチマチマチマ進めているわけですが、完全対応って無理すぎなんじゃね?という気がしてなりません。
 まぁ、自分で困らない程度までは、改善を進めていきたいと思います。
 具体的には、リスト画面の表示のサイズ計算とか、フォント設定がおかしくなる、各種表示フォントサイズ、などなど幅広く適用していくことになるでしょう。
 あとタブバーと、インサイドツリーも改修可能かもしれません。

 おそらく残課題となるであろう項目としては、
・チェックボックスが小さいのは共通コントロール制御の問題
・ツールバー画像が小さいのはフレームワークの管理なので手出しできない問題
・メインウィンドウのサイズはフレームワークの管理なので手出しできない問題
・ユーザー定義バーを含めて各種ドッキングバーのサイズはフレームワークの管理なので手出しできない問題

 こいつらが片付けば良いんですが・・・手が付けられる気がしないんですよね。
 何とかなれば完全対応と言えそうな気がするんですが、うーん・・・。
 他にもあったら指摘してください。



 さて、Windows10のタスクマネージャの表示(詳細タブ)にDPI対応という、カラムを足すとアプリの対応状況が確認できます。
1.利用不可(Not DPI Aware)
2.システム(System DPI Aware)←As/Rはここ
3.モニターごと(Per monitor DPI Aware)
4.モニターごと(v2)(Per monitor DPI Aware Ver.2)

 要するに、アプリの起動時のDPIの比率を読み取って、以降に適用するというものです。
 MS社が、デスクトップアプリに対して積極的ではないこと、MDIアプリなんて古典は放置されていることから、これ以上の対応は難しいという判断のもとに、この程度の対応になっています。

 (v2)って何や?って調べたら、最近のWindows10の子ウィンドウのへのDPI係数の適用ですか。
 As/Rだと、子ダイアログに相当するものですが、うーん、これも厳しいけど、やりたいなぁ。
 今、ダイアログの文字が読みにくいし・・・でも、どうやって実現するんだろ。