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Ver.12.2 地味な改修
タブ切換型と良く紹介されますが、他のモードが地味すぎて or 使い勝手が悪いからなのかなぁ、と思う今日この頃。
MDIモードを使う上で、大量にタブを開いている状態で並び替えると、画面いっぱいに並べてしまって、必要なタブと見分けがつかなくなります。
この現象はMDIという形式のアプリケーションが廃れていった原因の一つじゃないかなぁとも考えてます。
現在では、こういう状態に陥らないように「ウィンドウ管理バー」で必要なタブだけ、チェックを付けてやることで、必要なタブだけ並べてくれるようになっています。
ただ、この「ウィンドウ管理バー」なんですが、なんか使いにくいんですよね。
なんでだろ・・・と考えたんですが、自動整列が邪魔だということに気が付きました。
もともと、ウィンドウ管理バーが縦置き固定で、スクロールが可能です、チェックボックスにチェックを入れることで複数ターゲットという使い方ができ、50タブ以上開くような使い方がターゲットです。
ですから自動整列という機能があるんですが、MDIモードの補助という目的だけならタブバーとの差異が大きすぎて使いにくい感が大きい気がしてきました。
というわけで、自動整列をOFFにした場合にタブバーと同じような動きをするようにした方が良いんじゃないかなと思った次第です。
分かりにくいですがウィンドウ管理バーはツリーコントロールなので、指定位置の挿入や、ウィンドウハンドルからツリーのハンドルを求める処理などが雑な実装になってます。
性能的にも、コードのまとまり的にも、あまり効率的な実装になっていないので、全てのタブ情報を管理する専用クラスを作った方が良いかもしれませんねぇ。
これが上手いことできれば、何らかの原因で落ちる際に現在のタブ情報を出力して、落ちる寸前のタブ情報を保存もできそうな気もしますし、ちょっと話が広がる可能性もあります。
他にも、
・空欄のダブルクリックで新しいタブを開く(やる)
・タブの挿入位置(やる)
・親子関係のあるタブの挿入位置(やる)
・マウスの左クリックでリストにフォーカスが移動(やる)
・ドラッグアンドドロップで並び替え(やりたいけどコード量が多過ぎて後ろ向き)
・閉じるボタンの表示(やる)
・点滅表示(機能削除候補なので、やらない)
・太字(やる)
・ドライブアイコンの切り替え(やる)
と、結構ありますね。
最終的に完全に同じものにはならないとは思いますが、優先度をつけて広げていきたいと思います。
あと、Windows7のサポートが終わりましたし、設定画面のスペースが足らなければ「フラットデザインを使用する」の設定を削除します。
あとユーザー定義バーのキャッシュ情報の管理ですかね。
追加以外の、削除とかリネームで情報の更新をしていません。
ひたすら増えていくだけなので、50個のごみデータがたまると、インデックスを作り直すことを勧めるメッセージが表示されます。
直接、ユーザー情報の管理ディレクトリをファイル操作で弄り回されたのはフォローしたくないですが、画面から操作したものくらいは保持してほしいと思いました。
もっとも、現在はこれらの管理をする仕組みがまるで無いので(追加はあるが削除と更新のメソッドがない)、まるっと作成が必要なんですが、地味です。
インデックスの作り直しの手間が減るのが一番のメリットですけど、将来的にはこのインデックスを使って検索かけてみたり、抽出してみたりといった将来性への布石になると良いな、という願望があります。
全体的に労力が多く、性能を落としかねない改修ですけど、ユーザーさんの無駄な作業を減らせるかなと・・・