Top 上へ 目次
Ver.11.3ぐらいの話
そろそろ長期課題のひとつ、アドレスバーをテコ入れしたくなってきました。
エクスプローラーのアドレスバーのようなようなパンくずナビ(?)をずっと検討していましたが、いかんせんタブごとにパンくずナビのコントロールを構築するのは、GDIリソースを無駄遣いしてしまう気がしてなりません。
エクスプローラー風に作っちゃうと、ドロップボタンのついたプッシュボタンをズラズラ並べるわけで、フォルダ階層×2×タブの数のコントロール数が増えるわけで、今までよりも容易にGDIリソースの上限に達してしまいます。
Win32アプリのGDIリソースの上限は9,999個であり、これ以上はOSの仕様で上げようがありません。
ボタンの振りするお絵かき+プルダウンの振りするお絵かきというアプローチも取ったんですが、これも駄目です。
作者、絵心が無さ過ぎてカッコ悪いことこの上ないので破棄せざるを得ませんでした。orz
さてAs/Rの消費GDIリソース数は、現在では1タブあたりが14〜15(インサイドツリーを使わなければ11〜12)になっています。
Windows7のエクスプローラーで1ウィンドウあたり150、Windows10のエクスプローラーで1ウィンドウあたり250という、GDIリソースのすさまじい無駄遣いを見てると馬鹿らしくなってくるのですが、このエクスプローラーの無駄遣いっぷりが原因でWindows10のSets(いろんなアプリをタブに配置すると一時期話題になった機能)がキャンセルになった理由のひとつなんじゃないかと思っています。
実際にはもっと低いはずですが、単純計算でWindows10のエクスプローラーは40タブを超えることが不可能なんじゃね?という話ですからね。
40タブ・・・ちょっと前の私なら「そんなに開くわけねぇよ!」と思っていましたが、まぁその、圧倒的に足りませんね。
もっとも、Windows10のエクスプローラーはディスクキャッシュを中々開放せず、アプリで使いたいメインメモリ領域を圧迫するという本末転倒の方を優先して何とかして欲しいところです。
おかげでVs CodeやらVisual studioが重いんです;
バージョン重ねるたびに酷くなってますがな・・・
というわけで、ケチケチ路線を継続します。
現在隠し機能になっている、なんちゃってパンくずナビを正式機能へ昇格です。
「C:\test\hoge\あああ\」と表示されている状態で、「hoge」のテキストの位置を左ダブルクリックすると「hoge」に飛ぶという見た目が分かりにくい機能です。
あと、階層下のフォルダーを列挙するメニューが表示できても良いかもしれません。
次に、現在のパスから下位の相対パスが入力できるようにします。
具体的には「test」と入力したら現在のフォルダーの下の「test」を対象とするといった動きですね。
あと内部データなので「..」とかの相対パス指定も可能でしょう。
他に、選択候補が「先頭一致」の補完になっているのを、「部分一致」にするとかですね。
最終的にMoveFolder.exeが要らない子にできれば最上のシナリオと考えてますが、なかなか置き換えは難しいかもしれません。
私自身、ドライブ移動は「L」が染み付いてるので、考えるより先に指が反応してます。
古い話をするとMoveFolder.exeはFDのイメージ、Ctlr+Lに割り当てている「ドライブ切り替え」はFILMTNをイメージした機能です。
そろそろ違ったイメージの機能があっても良いんじゃないかと思うしだいです。
まぁ、履歴に積む仕組みの強化も必要ですし、スゲェ地味なわりにわりと大きな改修です。
最後に、アドレスバーの右クリックメニューですね。
OS標準のエディットコントロールのメニューなので、もう少し何とかしろよと思いました。
「貼り付けて移動」とか・・・他に・・・他に・・・思いつきませんが、何かネタがありましたらご連絡ください。
(アドレスバーに入力して検索(Web)とか)
いろいろプロトタイプをいじってて、便利になるポイントが多いのですが、やはり見た目が難点です。
ぱっと見、ごく普通のコンボボックスにしか見えないので、動作が想像つきません。
また分かりにくいソフトの道へ踏み出すのかと思うと忸怩たる思いですが・・・今更ですし・・・性能と見た目なら、やはり性能を優先したいです。
世の中の普通は、性能より見た目のほうが圧倒的に優先なんだけどなぁ