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 方向性、続き


 前回の続きです。
 実現可能かどうかの調査がざっと終わったので続きです。

 まず、タブ内にリストと1対1で紐づくフォルダーツリーで、まんま「インサイドツリー(仮名)」です。
 あったら便利ということで、更新履歴にチラホラ出てきてるように実装実験を進めています。


 これまた過去に回帰する方向に向かっている自覚があります。
 Windows Vistaで「ネットワーク」や「フォルダツリー」の性能が劇的に低下したように、Windows10で「アイコン画像の取得」の性能が大幅に低下しています。
 その結果、リストの有用度が下がったことが今回の仕様変更に踏み切ったきっかけです。
 相対的に、Windows10からフォルダーツリーの有用度が上がったんですよね・・・また実装するか・・・という流れです。
 OSのバージョンが上がるごとに性能が1ランク落ちている状況ですが、MS社がどこを目指しているのか分からないです。

 とあるDLLのメンテナンス用にWindows2000の仮想環境を残してるんですけど、今どきのCPUだとスゲェ速いっす。
 いかに、後付で劇重な機能が付加されたかってことですよね。




 あと、余裕があったら手をつける項目です。

 作者がイマイチ理解してないため仕様不整合を起こしている機能の再構築をしようと思います。
 「ナビゲートロック」と「すでに開いていれば切り替える」と「同一グループに同じパスのタブが存在すれば閉じる」の組み合わせですね。
 少なくとも、分割モードのタブとかは対象から除外するとか、「ここから開く」系の動作を整理が必要であると感じています。
 自分で理解してないものを整理できるような気がしませんし、いっそ一思いに機能を削除したいんですがね・・・。
 とりあえず、課題ということで


 ウィンドウ管理バーです。
 現状をぶっちゃけると、ほとんど使われてない機能のひとつでしょう。
 作者の癖に、存在意義が説明できない有様ですし。
 複数のタブにコピーたり、MDIモードならではの使い方とか効果的なんですが、役に立つシーンにたどりつけない人が大多数というのが現状です。
 実際、グループ化という階層で管理しようとしてツリーコントロールを採用したんですが、あまり意味があるように見えないし、メリットも分かりにくいです。

 というわけで、これをツリーコントロールから、リストコントロールにリメイクしようと考えてます。
 具体的には、リストコントロールのグループ表示を使って開閉できるようにしたり、ドラッグ選択とかで複数選択して複数のタブにコピペとか、リストならではの見せ方ができそうな気がします。
解決できない課題が発覚したので保留します。


 最後に「意味を成さなくなった機能」の削除です。
 現在、槍玉に上がってるのが以下の2機能です。

・アイコンなしモード
 オプションの設定で可能な項目ですが、「アイコンのみ」「並べて表示」モード、2分割時のサイズ/日付の比較、タグ、オーバーレイアイコン・・・と多くの機能が制限されます。
 もともとUI負荷の低減の目的(Pentium V〜Pentium 4の想定)だったのですが、アイコンの取得が完全にバックグラウンドに行ってしまったことに加え、キャンセル待ちがほとんど発生しない状況になってます。
 そのため「表示をシンプルにしたい」という以外に需要がなく、むしろ仕様の不整合の方が深刻な課題なので機能削減の筆頭です。
仕様調整のため保留します。

・連動設定-タブ切り替えと連動
 「アクティブになるまで走査しない」オプションの影響で、まともに機能していない期間が長かったのですがユーザーさんに指摘されたのが最近の話という状況でして・・・やっぱ常時ONにしちゃって設定要らないんじゃね?という判断です。
 この機能もフォルダーバーの連動がVer.1〜4の時代とは異なり、XPはおろかVista対応すらなくなって負荷という足かせが無くなってきたので、OFFにするメリットが無いんですよね。
 こちらもUI負荷低減という目的を果たせなくなってしまいましたので、立ち位置が曖昧になってます。
反対意見があったため保留します。