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スクリプト編集

 スクリプト定義ファイルをエディタなどで編集するのは、少々読むところが多すぎて煩雑なため、簡易的な設定ダイアログを用意しています。
 本スクリプト編集画面では「ランチャー」や「お気に入り」などで使用することに特化したスクリプトを生成することができます。
 (コメントが削除されてもヘルプ内に同等の記述がありますし、「インストールフォルダー\InitTemp\」に格納されています)
※本体へのメッセージ送信や、連続コマンド実行などのスクリプトは編集できませんので、ご注意ください。
 この設定画面はファイルを上書きするので、編集できない項目の記述やコメントなどがあったとしても全て消えます。

コマンドラインオプション

 呼び出すコマンドのコマンドラインオプションを指定します。詳細は登録するアプリケーションのマニュアルを参照してください。
 また使用できる置換マクロに関しては「カスタマイズ:スクリプトコマンド」のコマンドライン置換マクロリファレンスを参照してください。
 (現在のフォルダー「?NowDir?」と、選択ファイル「?SelFile?」の2種類を覚えておけば、ほとんどの場合で事たります)

複数のファイルを選択した場合は、全部一度に渡す

 置換マクロが使用された場合のコマンドの渡し方を指定します。

Shiftキーが押されているとコマンドラインを無視する

 起動時にShiftキーが押下されていると、コマンドライン文字列を与えないで起動します

起動フォルダー

 登録アプリケーションを起動する際に、起動フォルダーを指定します。
 空欄にすると現在のフォルダーに、半角数字の「1」を指定するとアプリケーションの格納フォルダーになります。

 ※旧作とは空欄の意味が異なりますので、ご注意ください。
 ※リンクを登録した場合、リンク自身の設定により「起動フォルダー」の指定は正常に動作しない場合があります。

起動コマンド

 起動するアプリケーションやフォルダーを指定します。
 次のオープンモードで、動作が変わります。

オープンモード

種別説明
自動判別 起動コマンドがフォルダー属性を持つ場合は「新しいウィンドウで開く」、フォルダー属性を持たない場合は「実行」します。
強制的に実行 起動コマンドを強制的にシェル実行します。
起動コマンドがフォルダーの場合、エクスプローラーで開かれます。(フォルダーが何らかのファイラーに関連付けされている場合は、そのファイラーで開かれる事があります)
強制的にジャンプ 起動コマンドへ強制的にシェル実行します。
起動コマンドがファイルの場合、そのファイルが存在するフォルダーへジャンプします。
強制的に新しいウィンドウで開く 起動コマンドへ強制的にシェル実行します。
起動コマンドがファイルの場合、そのファイルが存在するフォルダーを開きます。
強制的にバックグラウンドで開く 起動コマンドへ強制的にシェル実行します。
起動コマンドがファイルの場合、そのファイルが存在するフォルダーをバックグラウンドで開きます。

アプリケーションの実行モード

種別説明
通常 通常のシェル実行を行います。
DDE終了を待つ DDE終了を待つオプションを付与して、シェル起動を行います。
MDIアプリケーションなどのように、コマンド起動に対してアプリケーションの応答が間に合わない場合はこちらを使うと良い場合があります。
ファイル名を一度に渡す場合は意味がありません。
200ミリ秒待つ DDE終了を待つオプションを付与し、次のコマンド実まで200ミリ秒のウェイトを設けて、シェル起動を行います。
「DDE終了を待つ」でも駄目なアプリケーション用に設けています。
ファイル名を一度に渡す場合は意味がありません。
500ミリ秒待つ DDE終了を待つオプションを付与し、次のコマンド実まで500ミリ秒のウェイトを設けて、シェル起動を行います。
「200ミリ秒待つ」でも駄目なアプリケーション用に設けています。(この辺りが我慢の限界かと思いますし)
ファイル名を一度に渡す場合は意味がありません。
バックグラウンドで実行 超巨大ファイルを開く場合など、バックグラウンドで実行したほうが良い場合もありますので、設けています。
起動順番は一応守られるのですが、起動完了する順番は起動されるアプリケーション依存でバラバラになる場合があります。
1つずつ終了を待つ アプリケーションを逐一実行していく場合に使用します。
必ずアプリケーションの終了を待つので、1つずつ手順にそってファイル処理を行うような場合に有効なモードです。

スクリプトファイルの出力項目

 前述の設定項目から、以下のスクリプトファイルを生成します。

CommandlineOption=コマンドラインオプション(各種置換マクロが使用できます)
OpenMode=起動コマンドの実行モード(シェル実行や新しいタブで開くなど)
MultiCommandMode=コマンドラインファイルの渡し方の指定
ShiftSilentMode=Shiftキー押下状態で、コマンドラインを無視するか否かのフラグ
BootDir=起動フォルダー
BootMode=起動モード
Run=起動コマンド


関連項目
カスタマイズ
カスタマイズ:スクリプトコマンドフォルダー
カスタマイズ:スクリプトコマンド