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 ASR α版その1

 まだβ版とするのも微妙なレベルなので、プロトタイプとしての公開です。
 主に、概念的なものや、今後の方向性を示す目的で、まだ実用的な代物ではありません。(作者の人も、まめ:ASR=5:5くらいの併用です)

 各種設定をはじめ、多くの機能が積み残し、それどころか未設計の部分すらたくさん残しております。
 また、おそらく未発見の不具合もあるでしょうし、中途半端な実装で放置している機能もたくさんあります。
 むしろ、未完成や不透明な部分の方が多い状況であることをあらかじめご了承ください。

 ※性能を判断する場合は、マルチコア環境をご使用ください。
  仮想環境や古いPCでは、本来の性能は出ません。(シングルコア用の提供は未定)
 ※設定ファイルや、スクリプト、使用レジストリなどの仕様は、大きく変わることが予想されます。


【コンセプトの紹介】

・本体サイズは小さいけど、軽量ではない
 外部コマンドの大幅増に加えて、テキストの設定ファイルによる画面の構築、定義ファイルを読みながら外部プロセスを起動するので、レスポンスはあまり速くないです。
 反面、自由度はまめFileの比ではありません。

・マルチコア対応
 マルチコア対応部分は、主に一覧の生成/大量のメモリ管理の部分で使っています。
 もちろんHDD/ネットワークの性能による影響が一番大きいですが、従来と比べてメモリ帯域/CPUの性能の影響を強く受けます。

・各種オプションの大幅減少
 作るのめんどくさい軽量化と高速化の一環で大幅に数を減らしています。
 いったん完成させた上で、設定を増やすか否かは改めて吟味していく予定です。
 ぶっちゃけた話、作者が使わない項目であれば必要と思われるところまで削っており、性能調整/色/フォント、若干の動作項目を追加した程度しか搭載予定がありません。

・カスタマイズの難易度は高め
 定義ファイルを自力で書かないと、使い物になりません。
 ファイラーというジャンル自体が微妙だし、今回は妥協せずに自分用という方向性なので、完全に上級者向けと位置付けています。
 どの程度のレベルか気になる方は、ランチャ等のスクリプトを参照してください。(使い方などもテンプレートに記してます)
 慣れれば、そんなに難しくはないと思いますが・・・



【動作環境】

 最終的には Windows XP/Vista/7/2003/2008/2008R2への対応予定です。(2000は未対応)
 現状はWindows7のみで動作確認を進めております。(それなりに動くけど、XPでは多数の不具合を確認しています)



【インストールの方法】

1.Visual Studio 2010のラインタイムをインストール
 マイクロソフト社のダウンロードサイトからダウンロードしてください。
Visual Studio 2010のラインタイム x86版はこちら
Visual Studio 2010のラインタイム x64版はこちら

2.Windows Updateを行う
 Visual Studio 2010のラインタイムを最新のものにしてください
 やらなくても動くけど、気持ち的に(^^;

3.適当なディレクトリに配布ファイルを展開する
 どこに置いても構いませんが、後々の事を考えると(更新とか)Program Filesのような書込み禁止のエリアは避けた方が良いかもしれません。
ASR一式プロトタイプ x86版はこちら
ASR一式プロトタイプ x64版はこちら

4.FirstSetting.exeを起動する
 初期環境を構築するツールです。
 ユーザーデータを保存するディレクトリの指定と、ランチャ/お気に入りのバーを構築するスクリプトを準備します。
 ランチャ/お気に入りなどのバーは、ユーザーディレクトリにスクリプトを配置することで10個まで自作可能とするような仕組みを採用しています。
 まだ、そのあたりの設定機能がないので、例として「ランチャ/お気に入り」の2個を生成するようにしています。
 手動で作るのは、かなり大変ですので・・・・
 (ドライブバーとか欲しければ自分で作りなさい方式ですが、将来的にはチュートリアルまで作る予定)

5.Asr.exeを起動



【アンインストールの方法】

1.同梱のMArc(ASR用のMArc)で関連付けをした場合は、解除しておく

2.ユーザーデータを格納しているディレクトリを削除
 インストール時にFirstSetting.exeで作ったディレクトリです。

3.Unreg.exeでレジストリのキーを削除

4.配布ファイルを全部削除
 これで設置情報は綺麗サッパリ全て消えます。

5.不要ならVisual Studio 2010のラインタイムをコントロールパネルのプログラムの追加と削除でアンインストール
 ただし、他にこのランタイムを使っているソフトがあれば動作しなくなるのでご注意ください。
 (通常は、この手の汎用ランタイムは入れておいて問題はないと思います)



【超大まかな使い方】

 複数タブを開いている場合、タブをドラッグアンドドロップすると、下図のようなメニューが表示されてタブをグループ化することができます。
 

 表示モードの切り替えは右クリックメニューか、下図のようにリストの右下のボタンで変更します。
 

 残りは、従来のまめFileのデフォルト設定とと大きく変わりません。
 下のメモに書いてあるもの以外で動かないコマンドの実装予定は未定です。


 現在の進捗・・・42%



チラシの裏の作業メモ

●小項目(優先順)
・コマンド起動
・フォルダサイズ計算
・ドライブ移動
・フォルダ移動
・フィルタ設定(工事中)
・表示設定(工事中)
・システムコマンド系のオーバーライド(常駐/最小化時にタスクトレイに格納インターフェイス、載せるかどうかは未定)
・ステータスバー、なんか要るもんある?仕様をまとめる
・ツールバーコマンドの精査、ドロップモードなどはここに置きたい
・xpでアイコンサイズを変えた際に、画面が崩れることがある

●大項目(優先順)
・ユーザー定義メニュー
・設定画面全般
・2画面フォルダモードへ変形するのと、2画面モードと連携するコマンドなど
・キーアサインが超テキトー、コマンドの整理もできてない
・ヘルプ
・コア部は作ってるんだけど、フォルダ階層メニューの使い道が未定
・リストのチェックボックスの動作が複数あるんだが使い分けさせるべきか悩み中
 (まめFile風、エクスプローラ風、ミックス、選択固定、アイコンチェック、半選択状態あり)

●まずは完成させる方が優先で後回しにする項目(優先順)
・積み残し外部コマンド、約20個くらい?
・ツリーの機能拡張、リネームとかドラッグアウト位はつけるべきか・・・
・ツリーの走査をスレッド化
・タブ管理バー
・ドライブバー生成用のスクリプト拡張と、割り込みと、外部コマンド
・ユーザー定義バーの切り替えの仕組みと、割り込み、自動ジャンプの仕組み(ウィンドウ毎に切り替えるフォルダクリップのイメージ)
・プレビューバーの拡張、主に動画とブラウザ
・ドラッグヘルパー実装
・フォルダ設定(表示モードの記憶)
・ファイルのタグ編集