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リストのマウス ホイール
リスト上でのホイール回転による動作は、キーボードや修飾ボタンの動きを細かく設定することができます。
あまりに細かすぎるので「細かい設定を使わない」というモードが標準です。
ホイール回転ごとのスクリプトを使わない場合
組み込みの基本的な動作でスクリプトを使用しません。
スクリプトファイルを読みに行かないので、挙動はやや速いです。
Ctrl+ホイール
|
アイコンサイズ変更
|
Shift+ホイール
|
透明度の変更
|
ALT + ホイールで表示モードを順次切り替える
上記の設定に加えて、ALT + ホイールで表示モードを順次切り替えます。
※アイコン/アイコンのみモードが隠し機能であった頃の名残で、初期状態がOFFになっている設定です。
ホイール回転で特定の名称のスクリプトを呼び出す
ユーザー情報の管理ディレクトリの「Script」にある、キーの組み合わせと一致するスクリプトファイルを読み込み、実行します。
組み込みの動作と異なり、レスポンスが若干遅れますし、リストのビジー状態によってはコマンドは拒否されますし、一覧の表示キャンセルなどの優先度の高い操作はできません。
その代わり、極めて細かくホイール回転の動作をカスタマイズできます。
ファイル名の組み合わせは、マウスの左、中、右、進む、戻るボタン、キーボードの、ALT、Ctrl、Shift、ホイールの回転方向で、計算上は512通りの組み合わせがあります。
ファイル名の作り方
プレフィックスが「_ListWheel」、サフィックスが「.txt」になります。
キーの組み合わせは「LRM12ACSD」のようにキーがONの場合に文字を指定し、OFFの場合は「-」を記載します。
チェックボックスを押すと、オプション画面にファイル名が生成されるので参考にしてください。
1文字目 |
L |
左ボタン |
2文字目 |
R |
右ボタン |
3文字目 |
M |
中ボタン |
4文字目 |
1 |
戻るボタン(X1) |
5文字目 |
2 |
進むボタン(X2) |
6文字目 |
A |
Altキー |
7文字目 |
C |
Ctrlキー |
8文字目 |
S |
Shiftキー |
9文字目 |
D/L |
D:下方向/U:上方向 |
カスタマイズ事例としては、
1.トラッキング選択をONにする
2.ホイール下回転で、選択しているアイテムの下位階層へ移動するスクリプトを作成
3.ホイール上回転で、上位階層へ移動するスクリプトを作成
とすることで、マウスクリックを一切せずにフォルダの移動を可能にするといったカスタマイズができます。
参考までに、標準と同じ動作を再現するには以下のようなスクリプトファイルが必要です。
_ListWheel-------SD.txt
スクリプトの内容
PostMessage=33361
_ListWheel-------SU.txt
スクリプトの内容
PostMessage=33360
_ListWheel------C-D.txt
スクリプトの内容
PostMessage=33371
_ListWheel------C-U.txt
スクリプトの内容
PostMessage=33370
_ListWheel-----A--D.txt
スクリプトの内容
PostMessage=33369
_ListWheel-----A--U.txt
スクリプトの内容
PostMessage=33368
_ListWheel-R------D.txt
スクリプトの内容
PostMessage=35800
_ListWheel-R------U.txt
スクリプトの内容
PostMessage=35801
_ListWheelL-------D.txt
スクリプトの内容
PostMessage=35800
_ListWheelL-------U.txt
スクリプトの内容
PostMessage=35801
関連項目
・
コマンド定義ファイル
・
スクリプトコマンドフォルダー
・
スクリプトコマンド