現在選択しているファイルやフォルダーの複製を、指定した数だけ同じフォルダーに作成します。
例えばダミーファイルが大量に必要なシーンや、テストなどで大量にファイルを作成する場合などに使用してください。
ファイル名は自動でナンバリングされますので、一括名前変更コマンド類と組み合わせて使用すると良いでしょう。
ファイルの複製ロジックは、コピー&ペーストによるOLE転送による複製ではなく、SHFileOperation()を用いた純粋なファイルコピーです。
そのため、複製途中に同名ファイルが発生したりすると(別のソフトによって動作中に作成されたりした場合)、上書き確認メッセージが表示されます。
As/R、デスクトップ、エクスプローラーの「元に戻す」コマンドでアンドゥができます。
※本コマンドは、多く見積もって1,000個程度の複製を想定しています。
あまり多くの複製を行おうとするとファイル名の自動ナンバリング数を決定する負荷が大きくなるので、あまり適しているものではありません。
簡易的に複製を作成する目的のコマンド仕様となっております。
本体とのインターフェイス
転送モード | 通信内容 |
1回目のD&D |
選択ファイル |
WM_COPYDATA |
独自フォーマット |
共有メモリ |
呼び出し元がアイドル状態を待って共有メモリを開放しますので、メッセージループを持たないコマンドは利用できません。
また、起動条件などは環境変数で渡されます。 |
起動条件:実体を持つディレクトリ、ファイルかディレクトリの選択あり
コマンドラインオプション:なし