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ファイル名のコピー(FileNameCp)

 ファイル名をクリップボードへコピーすることができます。
 ファイル名はドライブ・パス・ファイル名・拡張子と個別に指定可能です。

 また、その他項目として様々なファイル情報や、パス表記を編集して出力することができます。

本体とのインターフェイス
転送モード通信内容
1回目のD&D 選択ファイル
WM_COPYDATA 独自フォーマット
共有メモリ 呼び出し元がアイドル状態を待って共有メモリを開放しますので、メッセージループを持たないコマンドは利用できません。
また、起動条件などは環境変数で渡されます。
起動条件:実体を持つディレクトリ、ファイルかディレクトリの選択あり
コマンドラインオプション
 FileNameCp.exe [現在のフォルダー]

ファイルパス

 ドライブレター、パス、ファイル名、拡張子を個別に有無を指定することができます。

ファイル情報

 サイズ、更新日時、属性、置換マクロ情報を個別に指定することができます。

マクロの仕様

 上記のファイル情報の抽出では物足らない場合のために、置換マクロが用意されています。
 ファイル情報表示と同じ内容になりますが、こちらの置換マクロを用いて追加の情報をレイアウトする事ができます。
 置換マクロの内容は、下記の通りです。
一般情報
$Typeアプリケーションタイプ(Windowsアプリケーション等)
$TimeCreate作成日時
$TimeWrite更新日時
$TimeAccessアクセス日時
$SizeByteファイルサイズ(バイト表記)
$SizeUnitファイルサイズ(単位付き表記)
$Attファイル属性
$FullPathフルパスファイル名
バージョン情報属性(実行ファイルが保持する情報です)
$CompanyName会社名
$LegalCopyright著作権
$LegalTrademarks商標
$ProductName製品名
$InternalName内部名称
$FileDescription解説
$FileVersionファイルバージョン
$ProductVersion製品バージョン
$OriginalFilenameオリジナル名
$Commentsコメント
$PrivateBuildプライベートビルドナンバー
$SpecialBuildスペシャルビルドナンバー
バージョン情報制御マクロ
$IsExistFileVersions バージョン情報が存在する場合はNULLに置換します。 バージョン情報が存在しない場合は以降の情報を削除し、「バージョン情報は存在しません」に置き換えます

ファイル名の加工処理

 ファイル名にスペースが含まれている場合のみ「”」で括ったり、8.3形式に変換することができます。

パス記号の表記

 パス記号の表記を選択することができます。
 「¥」「¥¥」「/」「.」が選択できます。

取得条件

 選択したものの中から、ファイルのみ、フォルダーのみを取り出す事ができます。
 特に次の、階層化のファイルも対象にした場合に効果的なオプションです。

階層化のファイルも対象

 選択したフォルダーの下位階層を再帰的に走査して、名称のコピーを行います。

パス表記は相対パスにする

 「階層化のファイルも対象」がONの場合に有効になります。
 ファイルパスで「ファイル名」しか指定できなくなります。(ファイル名に相対パスと拡張子を含みます)
※「ファイル名」のチェックを外した場合、ファイル情報のいずれもチェックされていないと何もテキストがコピーされないことになります。

可能であればUNCパスに変換

 ネットワークドライブや、ネットワークプレースなど、ネットワーク上のファイルである場合はUNCパスに変換することができます。

末尾に改行を含む

 最下行に改行を付与します。