フォーカスのファイルをテキストエリアに表示して、コマンド実行するための用意をするコマンドです。
現在のフォルダーを起動フォルダー、ウィンドウモードはノーマルにして、コマンドを実行します。
コマンドプロンプトと同等の動きをしますので、関連付け動作などは行いません。
(テキストファイルなどを実行しようとしても動作しないということです)
何らかの問題があって動作しない場合もメッセージを出さないので、少々扱いにくいコマンドだと思います。
現在では選択ファイル名の取得と、コマンドプロンプトを閉じるというアクションを省略するというメリットぐらいしかありません。
※本体に内蔵されている「ファイル名を指定して実行」や、スタートメニューから起動する「ファイル名を指定して実行」では、管理者権限が付与されてしまいます。
それに対して、こちらは同じ権限で実行されるという違いがあります。
本体とのインターフェイス
転送モード | 通信内容 |
1回目のD&D |
選択ファイル |
WM_COPYDATA |
独自フォーマット |
共有メモリ |
呼び出し元がアイドル状態を待って共有メモリを開放しますので、メッセージループを持たないコマンドは利用できません。
また、起動条件などは環境変数で渡されます。 |
起動条件:実体を持つディレクトリ、ファイルかディレクトリの選択あり
コマンドラインオプション:なし