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Ver.12.3 ウィルススキャンソフトの誤検出が酷い件
単純にexeとdllの数が多いので、通常規模のソフトと比べて100倍以上誤検出されやすく、前から酷かったんですが、最近特に悪化しています。
正直、ソフトを更新するモチベーションが下がりまくりで、更新するのヤだなぁ、めんどくさいなぁ・・・という心境の状況になってます。
エンジンや定義を売ったり買ったりしてるメーカーはお察しで気にする気になりませんが、最近特に影響が高いのがMicrosoft社のDefenderと、Defenderのクラウド版です。
お前のところの製品を使って作ったモノだぞ、Visual studio 2019になってから毎回引っかかっとるやんけ!コラ!ふざけんな!と言いたいところですが、ぐっとこらえます。
いや、全然こらえてないですが・・・
というわけで、次回からMicrosoft社くらいは当方で検体提出する体制とリリース手順を整えます。
それに伴い、パッケージ構成の変更を行います。
全てのユーザーさんの手数が増えることになりますが、ごめんなさい。事情をお察しください。
- 版管理が煩雑になることから「AVX2使用版」「DLLプリロード等の脆弱性がある環境でも動作する版」の差分の配布をやめます。
全部込みの1パッケージで、インストール/更新の画面で選択することになりますので配布書庫が大きくなります。
- 7Zipのインストーラーに対する誤検出が減らないことから、「インストーラー同梱版」の配布は当面中止させていただきます。
通常版と、インストーラー同梱版で、書庫内の同じファイルが別の脅威名で誤検出しちゃってます。
いかにウィルススキャンソフトがいい加減な検出をしているか分かるような事例ですが、版管理が二重管理になっちゃうので、ご了承ください。
今後の課題の抜本対策として、exeの数を減らすことも検討しています。
1個のexeでコマンドラインオプションで動作を切り替えるとか、まずは画面を持たない系から少しずつ数を減らしたいと考えています。
exeとdllが現在158個もあるんで、多少減らしても焼け石にお湯のような気もしますが、何もしないよりましかと・・・。
あと「AVX2使用版」「DLLプリロード等の脆弱性がある環境でも動作する版」と通常版を見分ける方法も検討しなくちゃなぁ…(遠い目)
※ここで述べている「誤検出」というのはウィルススキャンソフトのメーカーに確認してもらった回答結果です。