翻訳対象アプリケーションの構成

 As/Rを構成するファイル郡を、ローカライズを観点に分類すると以下の7種類に分類されます。

翻訳対象のアプリケーション

  1. フォーム型アプリケーション(メインメニューやツールバーを持つタイプで、リソースDLLを切り替えるタイプ)
    DLLを構築する必要があります。
    VisualStudioで、32ビット/64ビットの両方がコンパイルできる環境が必要です。
    リソースファイル(各プロジェクト内にある、拡張子が「.rc」のファイル)さえ送付していただければ、当方でコンパイルします。
    詳細は「リソースDLL書き換え手順」を参照ください。

     Asr.exe(本体)
     Brws.exe(HTMLビューアー)
     Fin.exe(検索)
     MArc.exe(圧縮ファイルビューア)
     Seeker.exe(マルチメディアビューア)
     Txv.exe(テキストビューア)
     FileRenameEx.exe(一括リネーム)


  2. ダイアログ型アプリケーション
    下記の除外exeファイル以外全て
    ダイアログごとのロケールファイルの読み込みで、エディタで多言語対応できます。
    詳細は「ダイアログ型アプリのロケールファイル書き換え手順」を参照ください。


  3. 共通メッセージファイル
    各種のexeから使用されるメッセージ文言が記されたファイルで、日本語版は「Msg.jp-JP.txt」がこれ該当します。


  4. ポップアップメニュー定義/初期のスクリプト、テンプレートファイル
    インストール直後のユーザー定義フォルダーにあるメニュー定義/初期状態のスクリプト、各種バーにドロップした時に自動でスクリプトを生成するためのテンプレートファイルがこれに該当します。
    テンプレートや、初期スクリプトは、大きな仕様変更を予定していないので、英語版が完成したら併記型にして本体配布にする方向で考えています。



対象外のアプリケーション

  1. 最初から日英の併記型
    インストーラー/アンインストーラーなどです。
    配布書庫に、リソースファイルも含まれていますので、添削していただけると助かります。

    UpdateAsr.exe(ソフト更新)
    FirstSetting.exe(最初に起動するやつ)
    Associate.exe(関連付け)

  2. 間違った記述や、誤解を招きそうな記述がありましたらご連絡ください


  3. 簡単な英語メッセージのみ表示するアプリケーション
    単機能で、確認程度しかメッセージを表示しないタイプです。
    ソースコードに埋め込みなので、手を入れられるものはありません。

    Unreg.exe(アンインストーラー)
    BindFile._xe(ファイル分割復元コマンド)
    ScreenSaver.exe


  4. 画面無し、メッセージ無しのアプリケーション
    単機能で独自画面を持たず、メッセージも一切表示しないタイプです。

    FreeMem.exe
    ShellCascadeWindows.exe
    ShellMinimizeALL.exe
    ShellSetTime.exe
    ShellStartMenu.exe
    ShellTileHorizontally.exe
    ShellTileVertically.exe
    ShellUndoMinimizeALL.exe
    ShellWinHELP.exe


  5. ヘルプ/ドキュメント
    オンラインヘルプはオンライン翻訳に任せます。