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ユーザー定義バーの管理フォルダー

 格納ディレクトリは「ユーザーフォルダー\Bar\」です。

 ユーザーフォルダー以下に、9個までユーザー定義バーを作成することが可能です。
 ここではSetting.exeで作成される、「お気に入りバー」を例にとって、構成部品を説明します。
 「Favorite」フォルダーを「お気に入りバー」として、本体側に認識させるのは「Setting.exe」か「オプション」の「バー」の「ユーザー定義」画面で、名称と格納フォルダー名を紐付けることで実現されます。
 ここでは「ユーザーフォルダー\Bar」を、お気に入りのユーザー定義バーの情報を格納するルートフォルダーとして説明します。

\Favorite

 お気に入りバーのルートフォルダー。
 ユーザー定義バーの階層構造、実際のフォルダー構造をそのまま利用しております。
 このフォルダー以下にスクリプトファイルを配置することで、アプリケーションの登録や、新しくフォルダーを開くなどといった動作を定義することができます。

\Favorite.ico

 お気に入りバーで使用されるフォルダーのアイコン。
 シェルアイコンを取得すると、画面上でフォルダーか、スクリプトか区別付かなくなるので配置を推奨いたします。
 存在しなければ、シェルアイコンを使用します。

\Favorite.iconidx

 お気に入りバーで使用する、アイコンのインデックス情報。
 下記のキャッシュファイルの何番目に格納されているか?という情報です。
 存在しなければ自動的に作成します。

\Favorite.iconimg

 お気に入りバーで使用するアイコンのキャッシュ。
 存在しなければ自動的に作成します。
 実際のアイコンを参照に行くと時間が掛かるため、キャッシュファイルを作成しております。
 ただし、スクリプトファイルをファイル操作で追加したり、削除したり、編集したりしていると、アイコンイメージと相違ができたり、使用しない画像などが蓄積される場合もあります。
 その場合は、本体のユーザー定義バー上で、キャッシュの再構築コマンドを実行して下さい。
 ※補足
  ネットワーク越しのアイコンは取得に時間が掛かるため、ネットワークを示すアイコンが表示されます。
  キャッシュに存在しないアイコンが要求された場合は、赤字で「?」のアイコンが表示されます。

※ユーザー定義バーは、取得に時間のかかる情報をキャッシュやインデックスファイルで管理しておりますが、アイテム数が多くなりすぎると性能が劣化していきます。
 (インデックスファイルなどは単なるテキストファイルですので・・・)
 20回くらいの操作を検出して、キャッシュを更新するか聞いてきますが、フォルダーを開いて編集した場合は操作回数にカウントされませんので、こまめに手動でキャッシュの再構築を行う事をお奨めいたします。

 また1つのバーあたり下位階層も含めて、描画に極めて高いパフォーマンスが期待できるレベルが100個前後(作者の環境で0.01秒程度)、辞書的に使用される場合も10000個前後(作者の環境で0.5秒程度)を目安としてください。
 (辞書的に使用する場合は、終了時に非表示にしておけば起動時に読み込まないので、速度低下の影響を避けられます)