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カスタムソート
アイコンの並び順を設定するところにある、「カスタム」と記載されているソート種別の詳細な設定を行います。
元来、現時点で最高速とうたわれているAPIなのですが、設定の組み合わせによって、極めて低性能になりえます。
あまり利用される機能ではありませんが、詳細な比較を行いたい場合に使用してください。
なお現在のユーザーのデフォルトのロケール情報(言語設定)を使用します。
言語設定にあわせて大文字と小文字を区別しない
欧文の大文字と小文字を区別しません。
アルファベットでも国によって、大文字/小文字の判断は分かれますが、現在のユーザーのロケールに合わせた判定を行います。
日本語のひらがなとカタカナを区別しない
日本語の、平仮名と片仮名を区別しません。
「あ」と「ア」が同一のものとみなされます。
※Windowsの版によって機能しません。
Microsoft社より詳細情報は伏せられております。
言語設定にあわせて幅を持たない文字を区別しない
場所を取らない文字を区別しません。
国によって幅を持たない文字の定義が分かれますが、現在のユーザーのロケールに合わせた判定を行います。
日本語を例に挙げますと、濁音記号や半濁音記号の有無(は、ば、ぱ)などを同一視します。
また見えませんが、表意文字である全角のスペースはこれらに含みません。
他の言語の例をあげますと、アクセント記号の有無、ウムラウトの有無などの同一視をします。
記号や句読点などを無視する
記号を無視します。
日本語では「、」「。」などが該当します。
英文などのアポストロフィ「'」がなどが該当します。
1バイト文字と対応する2バイト文字を区別しない
半角の「1」、全角の「1」を同一視します。
またアルファベットの「CAT」と「CAT」や、カタカナの全角「アドレス」と半角「アドレス」などを同一視します。
句読点を記号として扱う
句読点などの記号文字を「文字列ソート」という方法を使って文字列を比較します。
文字列ソートでは、ハイフンとアポストロフィも、英数字以外の他の記号と同様に扱われ、英数字より前の順序で扱われます。
数字の大小を比較する(Windows7以降)
数字列を、文字ではなく数値として比較します。
例えば、001<2となり、並び順を揃えるためにゼロサプライをしなくても良くなります。
ただし、Windows7より前のOSでは強制的にOFFにされます。
※比較の際に、アラビア語のkashidasは無視されます。