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ローダー

AsrLoad.exe [オプション][開くフルパス]

 本体の起動状態を確認し、起動してなければコマンドラインで渡されたパス名を渡して起動したり、動作を指定することができます。

1.開くフルパス

フルパスで指定します。
ローカルディスク以外でも、仮想フォルダー(::で始まる記述)、ネットワーク(\\で始まる記述)が使用できます。

2.オプション

起動されている場合に、指定されたコマンドラインのパスをどのように開くか指定します。
/j 指定されたフォルダーに、現在アクティブなタブでジャンプします。
As/Rが起動されていない場合は新しく起動します。
(例)AsrLoad.exe /j c:\test
/n 指定されたフォルダーに、新しいタブで開きます。
As/Rが起動されていない場合は新しく起動します。
/b 指定されたフォルダーに、バックグラウンドで開きます。
As/Rが起動されていない場合は新しく起動します。
/jf 指定されたファイルを選択した状態にして、現在アクティブなタブでジャンプします。
As/Rが起動されていない場合は新しく起動します。
(例)AsrLoad.exe /jf c:\test.txt
/nf 指定されたファイルを選択した状態にして、新しいタブで開きます。
As/Rが起動されていない場合は新しく起動します。
/bf 指定されたファイルを選択した状態にして、バックグラウンドで開きます。
As/Rが起動されていない場合は新しく起動します。
/script パス指定をスクリプトとみなして、本体にスクリプトの起動を依頼します。
/scriptが指定されていると/xは強制的にOFFにされます。
As/Rが起動されていない場合は新しく起動しますが、起動時の処理とスクリプト処理は非同期で動作するため期待する動作にならない場合があります。
期待する動作にならない場合は、スクリプト内に適当なウェイト処理を入れてみてください。
(例)AsrLoad.exe /script c:\script\script1.txt
/tabset パス指定をタブセット番号とみなして、本体にタブセット切替コマンドを発行します。
As/Rが起動されていない場合は新しく起動しますが、通常の読み込み処理のあとに切替処理が行われますので動作は緩慢になります。
(例)AsrLoad.exe /tabset 5
/d 既に起動されてるウィンドウをアクティブにしようと試みます。
起動されていない場合に、起動を試みません。
他のオプションやパス指定は全て無視します。
(例)AsrLoad.exe /d
/wildcard パス指定をフィルタテキストとみなして、本体にフィルタの設定を依頼します。
※パス指定部が未指定の場合はフィルタを解除します。
メニュー定義のWILDCARDコマンドと同じようにワイルドカードと複数指定が可能で、仮想名称での一致をとります。
起動されていない場合に、起動を試みません。
(例)AsrLoad.exe /wildcard *.txt
/select パス指定を選択テキストとみなして、本体のアクティブリストの選択を依頼します。
※パス指定部が未指定の場合は選択状態を解除します。
ワイルドカードで複数指定が可能で、実体名での一致をとります。
起動されていない場合に、起動を試みません。
(例)AsrLoad.exe /select *.txt;*.doc
/serch パス指定を選択テキストとみなして、本体のアクティブリストを前方一致でファイルを検索して選択します。
※末尾まで来た場合、先頭に戻って検索します。
ワイルドカードで複数指定が可能で、実体名での一致をとります。
起動されていない場合に、起動を試みません。
(例)AsrLoad.exe /serch *.exe
/max 起動時の動作を指定するスイッチです。
起動されていない場合、最大化して起動します。
/minと排他の関係になり、後に出てきた方が優先になります。
(例)AsrLoad.exe /max /n c:\test
/min 起動時の動作を指定するスイッチです。
起動されていない場合、最小化して起動します。
/maxと排他の関係になり、後に出てきた方が優先になります。
(例)AsrLoad.exe /min /x /jf c:\test.txt
/x 起動時の動作を指定するスイッチです。
起動されていない場合、復元タブを無視するモードで起動します。
ただしパス指定が無い場合は、このオプションは無視されますのでご注意ください。
(例)AsrLoad.exe /x /j c:\test

オプションの組み合わせ

パス指定タイプパスの読み方/max/min/x
/jディレクトリと認識
/nディレクトリと認識
/bディレクトリと認識
/jfファイルと認識
/nfファイルと認識
/bfファイルと認識
/scriptスクリプトファイルと認識×
/d
/wildcardフィルタテキストと認識
/select選択テキストと認識
/serch前方一致テキストと認識
/max影響しない×
/min影響しない×
/x影響しない
※オプションなし、もしくは/min,/max,/xのみを指定した場合、/nが初期値として使用されます。

※/wildcard,/select,/serchなどで複数指定する場合は「;」(セミコロン)で区切ってください。

※オプションは、大/小文字を区別しません。

※本体が起動しているかどうかの判断は、ウィンドウクラス「"{0F04AF43-7B85-46A5-A0A7-6D323A84AD7C}"」で探しています。
 そのため複数起動されている場合はFindWindow()で最初に見つかったウィンドウが対象となります。

※/wildcard,/select,/serchの動作は、関連ツール置き場でプログラムソースが公開されていますので、興味がおありの方はご参照ください。

※2024年1月現在、Microsoft offce文書の場合にOSがフォルダーと返してくる版が存在しますので、ファイルかフォルダーかの判断で誤判定することがあります。