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2種類のツリー表示

 As/Rにはナビゲーション用のツリー表示が2種類存在します。
 機能的には、どちらを使っても大差ありません。
 フォルダーバーは、全てのリストと連動するので表示スペースが少なくて済みますが、現在位置を見失いやすいです。
 インサイドツリーは、リストと1対1で紐づいているので現在位置を把握しやすいのですが、表示面積が広くてわりと邪魔です。
 この辺りは、その時の気分で使い分けていただければと思います。

1.フォルダーバー

 「ドッキングウィンドウ」というものに分類されるフォルダ構成を表示するツリーで、全てのタブで強調して動作するツリーです。
 フローティング状態にもできますし、画面上のどこにでもくっつけて配置することができます。
 「標準」のツールバーの、このボタンで表示が切替できます。
 
 メインメニューからは「表示」→「ドッキングバー」→「フォルダー」です。

 このフォルダーバーで選択すると、アクティブタブのフォルダーを移動します。
 画面分割をしている場合は、アクティブタブの直前までアクティブであった方のリストが対象になります。
 逆に、バーのツールバーの歯車ボタンを押して表示される設定メニューから、連動設定をすることでアクティブタブで操作しているパスに連動します。

※画面分割コマンドを実行しても消えません。
※リストへの追従性は、インサイドツリーよりも劣ります。
 例えば、アクティブになったときにフォーカスを表示する機能などがありません。
 また全てのリストで共有するため、フォーカスが見えない状態になったり、フォーカスを見失いがちなので、操作性の違いにご注意ください。
 起動時やタブセットの切替時に同期する設定にしていると、取り合いになるので挙動が著しく遅くなる場合があります。

2.インサイドツリー

 フォルダーバーは全てのリストに対して連動するものとなりますが、インサイドツリーはリストと1対1で紐づくツリーです。
 必ず対応するリストの左側に表示されます。
 アドレスバーの右の、このボタンで表示できます。
 

 インサイドツリーが表示されている場合のみ表示される、上部にあるボタンで非表示にできます。
 またインサイドツリーのウィンドウ幅は、左マウスドラッグで変更できます。
 
 最後に変更した値が設定値となり、以降の全てのインサイドツリーの初期値となります。

 連動設定は基本的にフォルダーバーと同じ設定値が使用されます。
 またリストに紐づくインサイドツリーが表示されていなければ、フォルダーバーを対象に連動を行います。

※画面分割コマンドを実行すると、あとから手動で表示することは可能ですが、画面を広く確保するため表示はOFFに切り替わります。
 画面分割方向によって、インサイドツリーの表示レイアウトが異なります。
※TABキーによるフォーカスの移動は操作しているリストのインサイドツリーが表示されていれば、こちらの方を優先します。