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性能の話
一応、表示性能が売りのソフトなんで、触れておきます。
残り作業のうちで、一覧性能を大きく上げるネタをあと1つ残しています。
その大きな技術的な問題となっていた部分の解決のめどが立ちました。
というわけで構造改革が少々ありまして、実装&実験を繰り返しーの、ベンチマーク取りまくりーので、ガンガンパラメータ変えていったのでビルド番号が凄い勢いで増えてます。(^^;
もうね、Ver.2系はかなり終わったコンテンツです。
まぁ、30万ファイルの一覧が、2.1秒→1.7秒という程度の差でしかなく、盛大な自己満足の世界です。
たかが30%程度の性能アップでは、通常ザクとシャア専用ザクくらいの差しかありません。
もちろん完成度はウルトラ低くて、安定度の熟成期間を考慮すると、Ver.2の間にユーザーさんに見せられるレベルに達しないでしょう。
まだまだ次のステップへの準備ネタを仕込んだだけであって、今回は大きな性能アップはありません。
これらの公開はもう少し先の話です。
とはいえ、ようやく終わりが見えてきました。
これでリスト部の性能向上のネタは、完全にネタ切れです。
というわけで性能向上のゴールが見えてしまって、いささか興味がなくなったっつーか、熱意がしおしおのぷーです。
いつものパターンだと、この辺りで「はっはっは、メジャーバージョンアップじゃぁ!気に入らないところを片っ端から作り直し!設定の全リセットじゃぁ!」と、やらかしてました。
ところが、今回はちょっと雰囲気が違います。
手を入れるところがなくなってきた感と言うべきか、やりきった感というか、「俺の技術力じゃ、この辺が限界や!」と自分自身で見限ったという感じでしょうか。
多分「ファイラー作るのに飽きてる」というのが一番大きなウェイトを占めてると思いますが、例えるならプラモデルが完成しちゃったみたいな・・・。
結構、大きな一区切りが見えた感じがします。
・・・もちろん、ツリー部分の全作り直しは心に留めていますが、規模でかすぎて萎えてるので全力で棚に上げてますけどね。(苦笑)
そんなわけで、いろいろ心境の変化というものがチラホラ出てくるってぇもんです。
とんがった性能第一主義を改め、使い勝手の向上という次のステップですね。
しかし開発者という観点からすると「使い勝手の向上」なんて、作っててちっとも面白くないです。
「悪いところを募集」のアンケートを実施したのも、ガス欠状態になったモチベーションを補給させていただいたわけです。
というわけで、使い勝手向上に向けた第一弾として、こんなオプションを設けてみました。
使い勝手優先して、単純さも性能も捨てます。
もちろん「性能劣化+取りこぼしが増える事を覚悟の上でご利用ください」という但し書きが付きます。
例の30万ファイルあるフォルダーで、ファイル追加の自動更新が354ms→1,420msと、ほぼ4倍の性能劣化になります。
でもまぁ前作と比べれば、それでも5倍くらい速く、扱うファイル数が少なければ妥協できるかもしれません。
今までの私の基準では許せなかったレベルの性能劣化ですけど、まぁエクスプローラー(約70,000ms)との比較なら、悪化後でも50倍の性能差があるんで・・・まぁいいか・・・と言う判断です。
あと、このオプションにちなんで、新しく一覧に追加されたアイテムがどこに入ったか分からねー・・・というのが旧作の大きな問題点の一つだったわけで、新しいファイルの色分けというのはここから生まれました。
今回は、さらにこういう形で解決方法を用意してみました。
最近のエクスプローラーだと、自身で更新した場合と、他者が更新した場合で動作が違います。
選択状態を維持しないとか、は?そんなのあり?と、正直ビックリしました。
他のウィンドウとかで、開いているフォルダーが更新されると、完全に見失っちゃうんじゃないかなと思いますしね。